■【DV・性暴力被害者支援】マイノリティのセクシュアル・ライツ | 精神科医名越康文監修カウンセリングルーム~メンタルケアサロン『ピュアラル』のピュアブロ(カウンセリング・東京都渋谷区広尾)

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精神科医名越康文監修カウンセリングルーム
メンタルケアサロン~ピュアラル
(カウンセリング・東京都渋谷区広尾)
のカウンセリング・メンタルトレーニングに関する
メンタルサポートブログです。

皆さま、こんにちは。
ピュアラル・代表カウンセラーの小高千枝です。



9月に入りましたね。
子どもたちも夏休みの思い出を胸に。。。
また、羽ばたく毎日を迎えることでしょう!



そして、高校生や大学生、社会人の皆さんも
夏の経験をご自身の糧にして
一歩二歩三歩と進んでいただきたいと思います。



名古屋の姪たちも学校や幼稚園がはじまり
義姉もほっとしている?のではないかと・笑




9月も心身ともに大切にされ
充実した毎日を送ってくださいね。



さて。。。



ピュアラルでは女性支援施設、児童養護施設での支援活動にも
今年は力を注いでおりますが
現場でしかわからない問題。公にはされていない深い問題を
受け、支援者サイドの心の安定やコントロールの重要性を
切実に感じる日々を送っております。


私たちは常にニュートラルな状態で
冷静に客観視し、クライアントさま、支援を必要とされている方と
接する必要があります。


先日、ピュアラルがサポートしております
性暴力被害者ゼロネットワーク
特定非営利活動法人「しあわせなみだ」より
頂いたニュースレターを拝読し「性的人権」の在り方について
考えさせられました。


この場をお借りしまして皆さまへお伝えいたします。


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こんにちは!しあわせなみだです。

全国児童相談所が、性暴力事例をまとめた報告書を発行しました。

平成23年度に相談のあった、性暴力に遭った子ども1,614人のうち
親・保護者以外からの性暴力は748人と、半数近くを占めました。
また小学生が576人、3歳~就学前が164人、0~2歳が44人と、
小学生以下の子どもが約半数となっています。
私たち一人ひとりが「信頼できる大人」となって子どもに寄り添い、
責任を果たすことが求められています。

「全国児童相談所における子どもの性暴力被害事例(平成23年度)
報告書」ダウンロードはこちらです(PDFファイルです)↓
http://www.zenjiso.org/wp-content/uploads/2013/08/95b.pdf


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【  マイノリティのセクシュアル・ライツ  】

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セクシュアル・ライツは社会権のひとつで、性に関する人間の
尊厳を社会的に守られることを保障する権利のことです。


このセクシュアル・ライツが国際社会で議論の俎上にのぼったのは
1995年の世界女性会議(北京会議)のことで、今から約20年も
前のことですが、未だに全ての人のセクシュアル・ライツが十分に
保障されているとは言い難い状況にあります。


なかでもセクシュアル・ライツを侵害されるのは、ほとんどが女性
であり、子どもであり、セクシュアル・マイノリティであり、
障がい者であり、貧困層の人たち、すなわち社会的に弱い立場に
位置付けられているマイノリティの人たちです。


日本では、月経、射精、マスターベーション、同性や異性に対する
性的関心など、こと性についての成長や発達についても公に語る
ことがはばかられ、時に「恥ずかしいこと」「隠しておくべき
こと」として扱われます。


そんな社会的なまなざしの中で、より人権を侵害され、性暴力の
被害を受けやすい人たちのうち、とりわけ子どもや障がい者、
セクシュアル・マイノリティの性は、触れてはいけない話題として
今なおタブー視され続けています。


それは、周りにいる側がもっている偏見によって、マイノリティ
当事者の性を「卑猥な性」としてイメージしてしまい、「性的存在」
としてのありのままのその人や、性のあり方を共感的に、肯定的に
受容できないことが主な要因だと思います。


マイノリティの人たちのセクシュアル・ライツが保証され、
その人が尊厳をもって性的自己決定をしていけるようになるため
にも、まず私たち一人ひとりが、現状にあるマイノリティ当事者の
性を「卑猥な性」として認識することから解放されなければ
いけないのではないかと思います。


文献
浅井春夫(2000)『セクシュアル・ライツ入門 子どもの性的
人権と性教育のための20章』十月舎
児玉勇二(2009)『性教育裁判 七生養護学校事件が残したもの』
岩波ブックレットNo.765



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メンタルケアサロン~ピュアラル
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