皆さま。こんにちは。
ピュアラル・代表カウンセラーの小高千枝です。
ピュアラル・ブログをいつもご覧頂きましてありがとうございます。
最近、更新が滞っており
掲載したいことが山のようにあるのですが
時間は自ら作りゆっくり書かせて頂きたいと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
先日、ある番組の取材＆サロンロケがありました。
お子さまを「叱らない」親が多いという内容でした。
番組でお話したことはここでは掲載できませんが。。。
以前、私が教育関係の仕事をしていた時にも
こういった悩みを持たれているお母さまがいらっしゃいました。
そして、こういったお母さまに育てられたお子さまが
今はご相談にいらっしゃるという現状を目の当たりにしております。
色々な思いが巡る、深い時間を過ごすこととなりました。
子供の自主性を尊重、やりたい事は自由にやらせることで
社会性が身につくという教育の勘違いの発生。
↓ ↓ ↓ ↓
その年代にあった言葉掛け（年齢によった発達段階）がお子さんには
必要です。
勿論、自分で考えて行動をすることも大切ですが
道しるべを示してあげることは親の役目。
小さいころは言葉を使わない体験を繰り返し、体で学ぶ
言葉は使わないものの、親の言葉掛けは必要。
そして、徐々に言葉の獲得（親が言葉掛けをすることで獲得）
とともに体験しなくても言葉で気持ちを伝え合うことができるように
なります。
「叱る」という行動・行為は
「子どもの人格形成」「発達段階において必要な感情の獲得」
に繋がります。
責任と愛情をともなって「叱る」ということが「叱る」の意味。
その年齢にあった叱られ方をしていくことで
人間としての感情のコントロール力が身につき
衝動的、感情的に行動をすることを抑制する能力と
上手な発散方法を身につけるのです。
（自己抑制力を身につける）
セルフコントロールができることで
対人コミュニケーションも円滑になります。
「怒る」と「叱る」を同じものだと捉えている方も
いらっしゃると思いますが
ヒステリックな感情的な怒り方の場合は身勝手な「怒り」
というメッセージが伝わるため、相手（子ども）の心に
反発心が芽生えます。
自分の人格形成を思っての叱り方
愛情をもった諭し方の場合は
その思いも伝わりますので反省をする傾向があります。
ただ、子どもは
基本的には親に叱られたい。
叱られることで愛情を知り、学んでいくものです。
また、最近多い「友だち親子」
友だち親子の関係を崩したくない
子供に嫌われたくないなど
子どもの人格形成よりも自分主体で物事を
コントロールしたい気持ちに対するご相談は多々あります。
愛情を注いでじっくり向き合い、関係性を育み「叱る」という
行動は骨が折れるため、
諭し叱るより、感情的に怒る方が楽。。。
それではいけないけれど、そうしてしまう。
そういったお悩み
逆に叱られることなく
過干渉もしくは放置で育ってしまった方から
正当な愛情を受けたかったという「子ども」側の相談も
増えている現状。
両者にアプローチをかけていかなければいけないということを
感じております。
メンタルケアサロン～ピュアラル
代表 小高 千枝
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