■DVが日常化している環境で育った方の心~生きたいと願う気持ち | 精神科医名越康文監修カウンセリングルーム~メンタルケアサロン『ピュアラル』のピュアブロ(カウンセリング・東京都渋谷区広尾)

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精神科医名越康文監修カウンセリングルーム
メンタルケアサロン~ピュアラル
(カウンセリング・東京都渋谷区広尾)
のカウンセリング・メンタルトレーニングに関する
メンタルサポートブログです。

こんにちは。

ピュアラル・代表カウンセラーの小高千枝です。



DV・モラハラ(性暴力含む)に関するご相談者の方々の中に

過去も現在も実際にDVにあっていたわけではなく

ご両親のDVを見て育った方が

対人関係で悩まれたり

社会において生き難さを感じられたり

自分の存在価値を見出すことが出来なかったりと。。。




当事者ではない方が

当事者同様に心に傷を負っているケースが非常に多いです。

身体的暴力がなくても

精神的暴力は受けていたためにこの様な心の問題を

引き起こしています。



トラウマとして潜在意識に染み付いてしまっているのです。。。




ある男性のクライアントさまは

お父様の暴力を受けているお母様の姿を毎日のように見ていた

幼少期は毎日泣いていた

そして、両親の離婚。

ただ、小さいながらにお父さんのような人間にはならない!

と心に決め

反面教師で自分を律し、大人になった。

ただ、『家庭』というものを知らない。『家庭』への抵抗感がある。




そして、社会人になって気付く心の闇

仕事は上手く行くものの

対人関係。

とくに女性との関係がうまくいかない。




友人関係も表面的な付き合いは出来る。

当たり障りなく。。。

しかし、深いところまで行くと

深く関わる術を知らないし、関わって欲しくないという認識もある。



寂しいけれど

寂しくない

自分の感情が何なのか?わからなくなる。



女性とはうまく行きかけても、小さな問題が起こると逃げたくなる。

向き合うことが出来ない。

そして、人を本気で好きになることへの抵抗感を感じる。



※クライアントさまのお話はご本人にご了承を得ております。

また、DVを見て育った方すべての方が同じような心理状態になるとは

限りません。ほんの一例として捉えてください。



この感情に気付いたことがまずは問題を解決する糸口です。

人間は経験がない事、見たこと、聞いたことを受け入れることを

拒む性質があります。



しかし、経験してきたことを活かしながら

新しい経験を取り込み、融合していくことは出来ます。

この世に生を受けて、初めて接する『家庭』という社会において

機能不全であったことが大きな影響を与えており

社会性が身につかなかったことは致し方ないことでもあります。



だからこそ、気付きを感じている今。

今の自分を受け入れ、そしてどう変わりたいか?を具体的に行動に

していきましょう。

気付いた時こそ、変わる時なんです。




ピュアラルがサポートをさせて頂いております

特定非営利活動法人・性暴力被害ゼロネットワーク

『しあわせなみだ』より届きましたニュースレター



『生きることの選択』



人生、やり直すことが出来ます。

その根底には『生きること』を自分なりにどう受け止めているか?




皆さんはどう生きたいですか?

人を信じられない。

社会を信じられない。

そう言って人生を諦めてしまう方もいらっしゃいますが

『生きたい自分』を明確に持つことで

信じられる人は絶対にあらわれます。




自分の人生。

一度の人生。

自分の足で歩んでみませんか?



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             生きることの選択
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3月は自殺対策強化月間です。

↓厚生労働省「自殺対策強化月間」ウェブサイトはこちらです↓
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/kyoukagekkan/index-h24.html




性暴力に遭い、生きていくことへの希望を持つことが難しくなり、
自死を選択する方もいます。



また、自死に至らなくても、リストカット、性売(売春)、
薬物やアルコールへの依存、拒食や過食等、自分を大切にできない
状態に陥ることもあります。



最近高齢者の分野で「セルフ・ネグレクト」という概念が
注目されています。



これは「一人の人として、生活において当然行うべき行為を行わない

、あるいは行う能力がないことから、
自己の心身の安全や健康が脅かされる状態に陥ること」と
されています。



原因は「ライフイベントによる生きる意欲の喪失」
「疾患等による判断能力の低下」「引きこもりや虐待からの移行」
「怒り・不満」「情報不足」等があります。
(岸恵美子『ルポ ゴミ屋敷に棲む人々 孤立死を呼ぶ「セルフ・
ネグレクト」の実態』幻冬舎新書)




性暴力は生きる気力を奪うほど、心身に深い傷を残す出来事です。
性暴力を機に、うつやPTSD等精神疾患を発症する人がいます。
性暴力から引きこもりになり、生活に必要な物資を購入したり、
支援を求めるコミュニケーションを断絶する人がいます



親から性虐待に遭い続けることで、これまでの人生で一度も
自分を大切にしたことも、誰かから自分を大切にされたことも
ない人がいます。



性暴力が存在する社会に怒りを感じ、施策の不足に不満を持ち、
何かを、誰かを信じることが難しくなる人がいます。


性暴力に関する情報の入手が困難で、適切な対応を取れずに
孤立する人がいます。



「セルフ・ネグレクト」は、性暴力後の
「どうしてあそこまで自暴自棄になるのか」
「なぜあんな無謀な行動をするのか」
「必要なケアを受けず、困る」



といった、一見「理解しがたい」行動を説明する、
有効な概念ではないでしょうか。




性暴力をゼロにする活動は、性、そして生と向き合うこと、
自分と向き合うこと、自分の大切さに気付くことです。




「しあわせなみだ」との出会いが「もう1日生きてみようかな」
と思える、「生きることの選択」を応援できる存在になれば
とても嬉しいです。



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最後までお付き合い頂きましてありがとうございました花(セキセイインコ)







メンタルケアサロン~ピュアラル
代表カウンセラー  小高千枝




■ツイッター:心理カウンセラー小高千枝

■フェイスブック:小高千枝

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男女関係(恋愛、結婚、離婚、恋愛、モラハラ、DVなど)、コンプレックスの克服

依存症、気分の落ち込み、うつ、対人コミュニケーション、自己実現など

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