こんにちは
ピュアラルの小高です。
『分からない』ことに対して自分自身がどう意識を向けるか。。。
分かろうと歩み寄るか
分からないから目を逸らすか
ケースバイケースかと思いますが
『しあわせなみだ』 の中野さんからのニュースレターを
拝読し。。。
性暴力の被害者ではない私が何故?
被害者のサポートをしているのかを考える時間となりました。
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□■□ 分からない時尊敬するか排除するか □■□
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このメールニュースを購読してくださっている方は、
性暴力に遭った方もいれば、そうではない方もいます。
共通しているのは、「しあわせなみだ」の活動のどこかに
共感していることではないでしょうか。
ではなぜ、性暴力に遭っていないのに、「性暴力ゼロ」に
共感できるのでしょうか。
それは、自分が体験していない出来事に対する姿勢の表れです。
人は、知らないもの、分からないものに遭遇した時、
「もっと知りたい、分かりたい」という姿勢を取るか、
「面倒だから、遠ざけたい」という姿勢を取ります。
性暴力という、自分が体験していないことに遭遇した時、
「生き抜いてきたことへの尊敬」の姿勢を取るか、
「関係ないものへの排除」の姿勢を取るか。
性暴力に限りませんが、ある人の体験を、他の誰かが
100%分かる、ということは、残念ながらありません。
また、同じ「性暴力」という体験をしている当事者同士でも、
他の誰かの性暴力の体験を完璧に理解できるわけではありません。
なぜなら、それは、その人にしか体験できないからです。
まず「自分には、その人の体験を100%分かることはない」
と理解すること。分からない体験をしてきた相手を尊敬し、
寄り添い、応援すること。排除し、孤立させ、孤独を
感じさせるのではなく、対話し、関わり続けること。
この姿勢が求められているのではないでしょうか。
人前で性を語ることがタブー視され、肯定的なイメージを
持ちづらい日本の社会では、性暴力に対して、否定的な感情が
前面に出ることが少なくありません。それは加害者だけでなく、
性暴力に遭った人に対しても、です。
性暴力に遭った過去は変えられません。でも未来は変えられます。
そして人は、長い時間がかかるかもしれませんが、
過去の出来事を乗り越える力を持っています。
その力を信じて、性暴力の加害者が与え続ける影響に負けないこと。
「しあわせなみだ」がこの想いを共有し、拡げていく
原動力になれればと思います。
※3月3-4日に開催された、性教育研究会第2回学術学会
「児童福祉施設における性暴力・性支配・性虐待」
http://shiawasenamida.org/20397
の感想を整理してみました。
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よくクライアントさまからお伝えいただくことがあります。
『先生は経験していないからわからないと思いますが。。。』
確かに世の中で起こっていること全てを経験する事はできません。
同じ事を経験したとしても。。。
違う人間です。
同じ感覚であるとも限りません。
ただ、歩み寄る事で私に出来る事が出来たらと思っております。
微力かもしれませんが
誰かが動き、そして向き合わなければ何も解決しませんからね。
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
メンタルケアサロン~ピュアラル
代表 小高千枝
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