司会者のデジタル化についてこんなメッセージを以前頂きました。

「人が行う司会であればハプニングも起きる
可能性がありそれもまたいい思い出になりそうですが。」

デジタル化されればミスがなく正確で安全ですが
人間らしさが無くなるというデメリットもありますね。
私がお客様に提案する進行で

「ミスアナウンス」

という進行があります。
わざとミスをするのです。
例えば、出席者の中で
「絶対スピーチは頼まないで下さい。」
という方や
「人前で喋れないので、インタビューもスピーチもやめて下さい。」
という方が1人か2人は必ずいらっしゃると思います。
この方々をスピーチやインタビューで指名するのです。

すると

「( ̄□ ̄;)!!!えっ!うそでしょ???」

という表情で本人はあわててしまいます。
その状況をビデオとカメラに収めるのです。
良い思い出になるんです、これがヾ(@^▽^@)ノわはは
5秒か10秒後くらいですが
「失礼いたしました○○様ではなく○○様でした。」
という訂正アナウンスをします。

すると

「(´▽`) ホッっ」とした表情になります。

この進行には危険が伴います。
お客様が怒る可能性があるからです。
人選も慎重に行い、同じテーブルにいらっしゃる
出席者の方々にも協力していただく事で実現可能です。

今までに6回行ったことがあるのですが
5回は予想通りの展開になりうまくいきました。
今でも、披露宴のビデオを見て
楽しまれているお客様もいらっしゃいます。

ところが2004年5月ハプニングが起こったのです。
はじめてのハプニングです。

その時はテーブルインタビューでした。
お客様の近くまで私が伺い、インタビューを行っていたのです。
事前の情報では「絶対にスピーチはやめて下さい。」
と新郎新婦にお願いをされていた方でした。
年齢は新郎新婦の両親と同じくらいの方です。
打ち合わせも慎重にいろいろなケースを想定して
「こうなった場合はこうしましょう」
という事を何度も話し合いました。
同じテーブルの方々にも協力を頂いていました。
(何かあったときのフォローのために)

万全の準備で「ミスアナウンス」をしました。

すると・・・なんと・・・

「流暢に喋り始めてしまったのです!!!」

これには新郎新婦も同じテーブルの方々もビックリ!!
ハプニングのターゲットが、その方から
「新郎新婦と同じテーブルの方々」に変わってしまいました。
私の表情もおそらく( ̄□ ̄;)!!!っという表情だったかもしれません。
「人前で喋れないからスピーチやインタビューをやめて下さい。」
という方と
「人前で喋れるけれどスピーチやインタビューはやめて下さい。」
2種類の方がいらっしゃるのですね・・・

何が起こるかわからないですよね、ほんとに・・・
ハプニングがなければハプニングを作る。
デジタル化が実現してもこのようなハプニングを作れます。
披露宴の「良い思いで作り!?」のために・・・

「ミスアナウンス」いかがですか?