ツーリングライダーとメンテナンスの話その②
今回は前回の話の続きのエンジンオイルの話をしようと思っています。
ツーリングで本州から来られるライダーで、エンジンオイルを切らせてエンジンを壊してしまう方を年に
数人見かけます。
エンジンオイルが無くなる??なんて不思議に思う方もいらっしゃるかと思いますが、本当に結構います。
しかも減らないはずの4サイクルエンジンで。です。(厳密には減って当然ですが)
ご本人はそんな事とは全く思わずに、エンジンの音がおかしい!!とご来店されるわけです。
で、オイルレベルを調べてみるとゲージに全くオイルが見えません。(;^_^A
ドレーンボルトを外して古いオイルを排出してみると。。。ヽ(*'0'*)ツ
ほんの少しの真っ黒のオイルが出るだけ!!なんて事になるわけです。
当然エンジンはもうダメな状態です。修理に多額のお金がかかります.
お客さんに聞いてみると、まだ前回の交換から3000キロ少々しか走ってないのに!!いつも5000キロで
交換してるのに今まではこんな事無かった!とかおっしゃいます。
僕の個人的な統計では、走行少な目のエンジンでもオイル消費が多いと思われる車両は、
ホンダですとXLR250系とFTR223系のエンジンの車両、カワサキですとエストレア系のエンジンの車両、スズキですと、ジェベル200、250、ヤマハですとセロー系、とXJR1200系が多いです。
どうやら空冷エンジンの250クラスの単気筒エンジンに多い事にお気づきになれますね?
破壊に至るまで、エンジンオイルの消費に気が付かない原因の一つに、オイルランプが無い事が一つの共通点です。
では何故普段はオイルを3000キロで交換していても減らないのに北海道に来た時に限って減るのか?
僕の考える原因は
1、荷物が多く負荷かかかっている。
2、長時間、高速で走りつづける事が北海道では可能である。(油温が高い状態が長い時間続く)
3、2、と3の複合的な理由。(高回転で高負荷)
4、エンジンの冷却方式と、クリアランス等の関係(これは、これだけで説明がすごく長くなるので省きますが
単純に言えばクリアランスが広めであること等)
だと思われます。250CCクラスの非力なエンジンにとって条件さえ許せば常時高速道路を移動するような
速度で移動し続ける事の出来る北海道は、エンジン、エンジンオイルの温度の下がる暇が無く、過酷と言えます。
また荷物がいつもより多いのでさらにエンジンには負荷がかかっています。
結果、エンジンオイルが消費され、最悪焼き付きと言う事になるようです。
ヤマハのXJR1200の場合はオイルランプが車両に付いているので最悪の結果は免れます。
しかもXJRの場合オイルランプはオイルプレッシャーランプでは無く、オイルレベルランプなので尚更安全です。
(オイルプレッシャーランプだと、ランプ点灯ですでにオイルがほとんど無い状態になっており付いた事が気づいた時点で油圧ゼロでアウト!と言った事も多いが、オイルレベルランプだと少なくなった時点でランプが付くのでまだ油圧が保たれた状態で気が付く事が出来る)
ヤマハもXJRやR1シリーズ以外の他のの車両ではプレッシャーランプ仕様の車が多い事を考えれば、
おそらくヤマハはXJRシリーズはオイル消費が多い車両である。という事に気が付いているようです。
そういえば99のR6等はオイル消費多いです。(コレもレベルランプである)
それと、カワサキのZシリーズも1100のみレベルランプ。(これもオイル消費は多い車です。)
一度自分のバイクがプレッシャーランプなのかレベルランプなのか、確認をオススメします(‐^▽^‐)
当然、オイルは信頼の置ける物をきちっとした技術で交換して下さいね(^-^)/
オイルもチューニングパーツの一部なので良い物を入れる事もオススメします!
以上の事から考えてもいつも以上に気をつけて、北海道ツーリングの時は毎朝出発前にオイル量のチェックを忘れずに(出来ない方は出来るようになって)した方が良いと思います。
次回は電装の話の予定です(‐^▽^‐)
そう言えば、BMWユーザーの皆さんはご存知でしょうが、BMWはオイル消費よくします!ゲルマンはそう言う設計思想みたいですね。他メーカーのオイル入れると保障効かないとかあるようなので、ディーラーの少ない北海道では注意して下さいね!!!オイルの持ち歩きをオススメします。
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