2011年11月30日 午前8:10頃
私の大事な弟が天国に旅立ちました。
名前はPEACE。平和の意味を込めて。
家族皆が賛成して決まった名前。
その名前の通り、ピースがおると
家族も皆笑顔でいられました。
ピースとの出会いは私が小5の時。
ずっと幼い頃から「犬を飼いたい!」って
しつこく親に言って念願のわんこを
飼うことが決まったふじと家。
八女のブリーダーさんの家に
訪ねました。
実はその時、まだ飼うと決定はしてなかった。
でも
これも何かの縁なんやろうね。
ぴーちゃんを飼うことになった。
運命的な出会いを果たしました。
その時に限って、お父さんの財布に余裕があって(笑)
初めて会ったその日にぴーちゃんを
うちに連れて帰った。
本当に天使のようなつぶらな瞳の可愛い子。
女の子を飼う予定だったのに連れて帰ってから
男の子っていうことが発覚しました(笑)
でもその時にはもうぴーちゃんを
手放せる訳もなく。
ふじと家の大切な家族の一員になりました。
八女から北九に帰る車の中で
ぴーちゃんは箱に入ってたんやけど
モゾモゾ隣に座ってる私の所に歩いてきて
私と座席の間で寝始めるぴーちゃん。
さすがに筋肉痛になりそうでした(笑)
やんちゃで甘えん坊ではちゃめちゃで
ちょっとおばかなわんこです。
慣れないフローリングの床ですってんころりん。
それを見て笑顔になる家族。
お風呂に入って湯船に一緒に浸かってみたり。
ぴーちゃんを連れて帰ってきたその日に
いちご狩りに行ってた妹が
ぬいぐるみと間違えるくらい可愛いぴーちゃん。
もふもふしてて本当にぬいぐるみみたいやった。
散歩したり、一緒に海に行ったり、雪で遊んだり
ボールで遊んだしフリスビーもした。
私がピアノを弾くとそれに合わせて歌い始めるぴーちゃん。
一緒にソファでぎゅーってして寝たり。
散歩の途中でいきなり逃げ出して私は
履いてるサンダル脱ぎ捨てて捕まえたなあ。
懐かしー。
私が泣いてるとぴーちゃんはずっと傍におってくれて
まるで慰めてくれてたような。
そんな気がして。きっとそうなんやろうけどね。
ぴーちゃん優しくて人間が大好きやけん
いつも優しい顔で見守ってくれとったよね。
ぴーちゃんは膝枕が好きやったね。
あと、ぎゅーも好きやったね。
よしよしも好きやったね。
大きくなっても甘えん坊で優しくて
人懐っこくて、本当にいい子でした。
それにぴーちゃんは世界で一番
イケメンだと思うんだ。
いつもぴーちゃんに
「ぴーちゃんはジャニーズ顔やなくて、ジュノンボーイ顔やね!」
って話しかけよったくらい(笑)
それにぴーちゃんは本当に頭がよくて。
「スリッパ持ってきて!」っていうと
絶対に持ってくるし「お母さんに持っていって」って
私がぴーちゃんの口にくわえさせると
絶対にお母さんの所に持っていきよった。
「おねえちゃんは?」ってお母さんがいうと
ぴーちゃんは私のことを見つめてくる。
ちゃんと分かっとったんやね。
私がライブとか行ったあと、絶対に
ぴーちゃんに「伸也がね!」とか話しよったんやけど
ずっと傍におって聞いてくれよった。
本当に優しい子。
そんな人懐っこくて優しい子やけこそ
私の友達にも知らない人にも
「可愛い顔しとるね~」とか「いい子やね~」とか
「優しい顔しとるねぇ」とかよしよしとか
いっぱいしてもらっとったね。
してもらう旅にしっぽをプロペラみたいにブンブン回して
嬉しそうにしとったね。
本当に人間が好きなんやろうね。
ぴーちゃんの大好物はパンと芋と納豆(笑)
私たちが食べよったら「ふんがふんが」いいよったね(笑)
やけんいつも納豆あげよったやん。
納豆食べるときの必死なぴーちゃんの顔。
本当おばかさんなんやけ。
でも私はそんなぴーちゃんが世界で一番大好きよ。
12歳になって口の周りが白くなって
車の座席にジャンプして乗れんくなって
動きが遅くなってきて一日中寝てばっかで…
私だってぴーちゃんが老いていくのは
一番近くで、家族として実感はしとったよ。
でもこんな急に連れていかんでもいいやんか…
介護する覚悟だってしとったよ。
何で最後までいい子でおったと??
全然迷惑かけて良かったのに。
どこまでもいい子なんやね。優しいんやね。
姉ちゃんは迷惑かけられてもずっとずっと
ぴーちゃんと一緒に生きたかったよ。おりたかったよ。
最期も苦しまずに眠るようにいったぴーちゃん。
家族皆がぴーちゃんの最期に立ち会えて良かった。
ひとりぼっちじゃなくて良かった。
さみしい思いせんで良かった。
ぴーちゃんが息をせんくなったその時、
何が起きたか全く理解できんやったし
「は?嘘やろ?」って思った。
正直今でも全く信じてないし嘘って思っとる自分がおる。
仕事終わって疲れて帰ってきたら
「おかえり!」ってしっぽ振って
「ぴーちゃんただいま!」って今もできるような
そんな気がするけど、今家に帰っても
それがない。すごく支えやったのに。何で?
ぴーちゃんが亡くなった日、
私は昼の職場に電話して火葬が終わるまでの2日間
休みをもらって、自分の部屋でひたすら泣いた。
眠ったままのぴーちゃんに会いに行っても
「ぴーちゃん!」って無でたら起きそうなのに
ただ、眠っとるように見えるのに何故か起きてくれんの。
ぴーちゃんの体は冷たくて、段々固くなってきて。
泣きながら氷を体に当てた。
抱きしめてちゅーもした。
でもやっぱりぴーちゃんは起きんやった。
いっぱい泣いた。目があかんくなるくらい泣いた。
ぴーちゃんが亡くなった日の夜の仕事は
そんな時に限って私以外誰も出る人がおらんくて
仕方なく「仕事は仕事。」って割り切って行った。
辛かった。泣きたかった。でも仕事場では泣かんって
決めとったけん泣かんやった。
家に帰ってお母さんが起きてきて
「なんか、寝れん」って言ったお母さんの顔を見ると
ぼっこり、誰かわからんくらい目が腫れとった。
そりゃそうよね。だってお母さんその日ずっと泣きよったもんね。
その顔を見ると辛かった。
その日の夜、泣き疲れて眠かったけど
なかなか寝れんくて、いや、寧ろ寝たくなかった。
朝がくればぴーちゃんと本当に最後の別れになるけ。
それが受け入れられんやった。今も。
まともに寝られんで迎えた朝。
昼過ぎに冷たくなったぴーちゃんをお母さんと
妹と私で抱えて車にのせて最後のドライブ。
火葬場に行く前に、どうしても仕事で来れんやった
お父さんにも最後ぴーちゃんにどうしても会わせたくて
会社まで行った。
普段は強がるお父さんが最後にぴーちゃんに会う時は
優しく微笑んで「ぴーちゃん。ぴーちゃん」って
無でてあげよった。
お父さんは亡くなった日の夜、おじいちゃんの仏壇の前で
静かに泣きよったみたいでそのすすり泣く声が
おばあちゃんに聞こえたみたいで。
そんなお父さんの姿はみた事がないけん
余計に辛くなった。
そのあと、火葬場に付いたらそこのスタッフさんに
「もしかしてピースちゃん、まだ若いんじゃないですか?」
って言われたけん「12歳です」って行ったら
「え!?毛並みもいいしまだ若いかと思いました。」
って言われた。
それに「ピースくん、男前ですね。可愛い顔してますね。」
って言われたけん「そうでしょ、イケメンなんです」って
自慢してやった。
最後のお別れで頭撫でて口にお水つけてあげて
火葬場に運ばれるぴーちゃん。
火葬する機械を見た瞬間、泣き崩れた。
もう息が出来んくらい、周りの目なんて気にならんくらい
大声上げて大人げないけど泣いてしまった。
眠るぴーちゃんに花を添えて、
ぴーちゃん宛に書いた手紙を添えて
大好きやったパンをあげて口元には豚肉。
ぴーちゃんは本当食いしん坊さんやけんね。
誰に似たんやろう?きっと、私やね。
最後に無でてちゅーして、何回も何回も
「ぴーちゃん」って呼んで離れたくなくて
何回も何回もちゅーしたし撫でた。
「ぴーちゃん、12年間ありがとうね」
「大好きよ。幸せやった?姉ちゃんは幸せよ」
何回も同じこと繰り返した。
でも時間は過ぎてしまうものでとうとう火葬の時間が
やってきてしまった。
機械の中に入っていくぴーちゃんの姿を見て
泣きながら「ぴーちゃん、またね」って言った。
でもいざ、ぴーちゃんの姿が見えんくなった時には
「いやだ!いやだ!やだ!やだやだ!」
って大人げない私はまた泣きながら叫んでしまった。
家族皆、泣いた。半分、過呼吸みたいになりながら
私は崩れ落ちそうな自分を一生懸命支えた。
何度も何度も「ぴーちゃん!」ってよんだ。
火葬するスタッフさんも泣いてた。
本当にいい人でした。
緑のボタンを押すと10秒後に点火。
そのボタンを「押しますか?」って聞かれて
最初はいやって言ったけどお母さんが押すって言ったけん
「私もおす」って泣きじゃくった。
できることなら押したくないよ。
でも仕方のないことやけん…
お母さんと一緒に緑のボタンを押した。
泣きながら手を合わせた。
機械が点火した音がした瞬間。
スタッフさんが
「合掌」
って言った。
その瞬間やっぱり大声で泣いた。
私もお母さんも妹もおばあちゃんも皆泣いた。
そのあと、約1時間半。
控え室で待った。そこには飼い主さんに大事に育ててもらった
子たちの仏壇がいっぱい並んであった。
おやつ、ごはん、おもちゃ、しゃしん。
大切に育てられたんやろうなあって思いながら見ていった。
落ち着かんくて下に行った。
そしたらスタッフさんとまた会った。
「僕も今まで4匹亡くしてるんで、やっぱり重ねてしまいます」
皆同じこと、経験して、
でもそんな辛いことも乗り越えてきたんやなあ
すごいなあって思った。
そのあと、火葬場の裏に一人で回って
ぴーちゃんがおる所を裏から見た。
そのあと、また控え室に戻ってまたそのあと
外に出ようとしたら「終わりました」と
スタッフさんに言われた。
「すごく綺麗です」
そう言ってくれた。
骨になったぴーちゃんを見るのは辛かったけど
勇気を出して見ると本当に綺麗やった。
嗅覚って犬によって色が違うんだって。
ぴーちゃんの嗅覚は綺麗なさくら色でした。
立派でした。
骨を骨壷に入れるとき、また涙が出てきてしまったけど
最後まで骨を入れた。
あんなに大きかったぴーちゃんが
小さな骨壷におさまった。
でも、喉仏が綺麗でスタッフさんも驚くくらい綺麗やったみたい。
喉仏はもう一つの小さな骨壷に分けていれた。
綺麗に入った。
そのあと、スタッフさんがお経を読んでくれた。
今はこうやって家族皆が揃うキッチンに
ピースも一緒にいます。
毎日、「おはよう」「ただいま」「おやすみ」って言ってます。
12年間、私の今までの人生の半分以上を一緒に過ごして
傍に居てくれて本当に私は幸せでした。
今でもぴーちゃんと出会えた事が幸せやと思う。
こんなに優しくて可愛くてイケメンで人懐っこい子の
おねえちゃんになれたこと、私は誇りに思います。
私はちゃんとぴーちゃんのおねえちゃんできてたかな?
私はぴーちゃんが弟で本当に幸せものです。
ぴーちゃんも幸せって思ってくれとったら嬉しいな。
ずっとずっとこれから先もずーーっと
ぴーちゃんは私たちの大切な大好きな家族です。
忘れることはありません。
それは一生ないです。
やけん、皆もぴーちゃんのこと忘れんでやってください。
ぴーちゃん。
私の家を選んでくれてありがとう。
笑顔をありがとう。幸せをありがとう。
優しさをありがとう。愛をありがとう。
たくさんの楽しい思い出をありがとう。
ありったけのありがとうと愛をぴーちゃんに。
ずっとずっと、ぴーちゃんはお姉ちゃんの弟であり
親友であり、家族よ。
虹の橋で、待っててね。
すぐに姉ちゃんもいくよ。
姉ちゃん、方向音痴やけん迎えにきてね。
大好き。愛しとるよ、PEACE。
世界で一番大好きな弟、PEACEへ。
12年間、ありがとう。本当に本当にありがとう。
皆へ。
最後まで長い文章読んでくれてありがとう。
まだまだ立ち直るまでは時間がいると思う。
弱音も吐くやろうし、泣いてばっかと思う。
けどいつかきっと笑える日がくるけん
厚かましいけどそれまで支えてください。
