ワシントン、イスタンブール時事】トランプ米大統領は14日、反体制デモが続くイランで、治安当局による参加者らの「殺害が止まった」と述べた

 

【写真】イラン北東部マシャドで発生した衝突とされる映像の一コマ  

 

また、拘束された一部のデモ参加者の処刑についても停止されたとの見方を示した。ホワイトハウスで記者団に語った。  トランプ氏は「現時点で入手した情報では、(当局による)殺害は停止、処刑も停止されている」と指摘。「信頼できる情報源から伝えられた。確かめるつもりだ」として、確認を急ぐ姿勢を示した。同氏はこれまで、イラン当局がデモ隊弾圧を続ければ、軍事介入すると示唆していた。  一方、ノルウェーに拠点を置くイランの人権団体は14日、デモ参加者の死者が少なくとも3428人に達したと公表した。同団体は「最低限の数字」と説明しており、犠牲者数はさらに増えるとみられる。 

【ロンドン=横堀裕也、ワシントン=淵上隆悠】デンマーク自治領グリーンランドのイェンス・ニールセン首相は13日の記者会見で、「米国とデンマークのどちらかを選ばねばならないなら、デンマークを選ぶ」と明言した。米国のトランプ大統領がグリーンランド領有を主張していることを踏まえ、デンマーク側との結束を強調した形だ。

 

ニールセン氏はデンマークの首都コペンハーゲンで、同国のメッテ・フレデリクセン首相と共同記者会見を開いた。グリーンランドが置かれた状況について「我々は地政学的危機に直面している」との認識を示し、「我々は北大西洋条約機構(NATO)、デンマーク、欧州連合(EU)を選ぶ」とも言及した。

 グリーンランドとデンマークは今週、グリーンランド情勢を巡ってルビオ米国務長官らとの協議を控えており、発言には米側をけん制する狙いもあったとみられる。

 ただ、協議の行方によっては、トランプ政権が更に圧力を強める恐れもある。フレデリクセン氏は「我々の最も重要な同盟国である米国と対峙(たいじ)することは困難を伴う」と述べ、「更なる困難が待ち受けているかもしれない」と漏らした。

 これに関連し、トランプ氏は13日、記者団に対し、ニールセン氏が「デンマークを選ぶ」と述べたことについて、「私は同意しない。彼については何も知らないが、大きな問題になるだろう」と語った。