ワールドシリーズ(WS)2連覇を飾ったドジャースが3日(日本時間4日)、本拠地ロサンゼルスで優勝パレードを実施。その後にドジャースタジアムに移動し、優勝報告会を行った。 

 

【写真あり】真美子さんがスマホでパシャリ!笑顔の大谷翔平と山本由伸を後ろから… 

 

 紹介とともに先頭で出てきたのがワールドシリーズでMVPを獲得した山本由伸投手だった。満員のドジャースタジアムで大歓声を受けると、山本は両手を広げて声援に応えた。  山本は壇上でMVPスピーチを行い、大きな喝采を浴びた。山本は「ブエナスタルデス(こんにちは)」と切り出した後、英語で「you know what? losing is not an option. I love Dodgers,I love Los Angeles」と話し、最後に「ありがとう!」と日本語で締めくくった。チームではブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦の先発前に山本が語った「負けるわけにはいかないので」を英訳した「Losing isn’t an option」がポストシーズンのスローガンとなっていた。  英語でのスピーチについて出来を問われると「まぁまぁまぁまぁ…緊張しましたよ」と照れ笑い。「去年無茶振りされたので、準備はしてました」と昨年の優勝報告会での経験を糧にしっかり準備してきたと胸を張った。  先だって行われたパレードには大谷翔平投手も昨年に続いて真美子夫人とともに参加。山本由伸も同じバスに乗り込み、沿道の大観衆からの声援に笑顔で手を振った。 

 

 パレードはロサンゼルス市の中心部で現地3日午前11時(日本時間4日午前4時)にスタート。ルートはテンプル通りとブロードウェイの交差点から、グランド・アベニュー、7番通りを経て、フィゲロア通りでゴール。2020年がコロナ禍で中止となったため、1988年以来36年ぶりの開催となった昨年のパレードは約25万人のファンが集結し、その後ドジャースタジアムで行われた優勝報告会には約4万2000人が詰めかけていた。  ドジャースは1日(同2日)に敵地のカナダ・トロントで行われたWS第7戦でブルージェイズを延長11回の末に5―4で破り、4勝3敗として21世紀初となる連覇を達成。9回途中から連投でシリーズ3勝目を挙げた山本がMVPを受賞した。