人員削減なのに売上高が過去最高の4兆円超え ソニーのゲーム事業で強いのは…
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ff4f149fb01b007acb6dd5d3f8b51cfb9b6a48c6

 

 ソニーグループの2024年3月期(2023年度)の連結決算が発表され、ゲーム事業(ゲーム&ネットワークサービス分野)の売上高が4兆2677億円となりました。ゲーム事業で4兆円の“大台”を突破するのは初めてで、つまり過去最高です。

 

 「数字が大きすぎて分からない」というのであれば、任天堂の売上高(1兆6718億円)の約2.5倍の金額……と言われると、イメージがつかめるでしょうか。まあ、期初の計画通りでもありますし、本業で効率よく稼ぐ指標「営業利益率」では、任天堂の方が圧倒的に上です。それでも10年前の売上高(約1兆円)から、ここまで伸びたことに驚かされます。

 ですが、ネットでは何かとPS5に対する批判が目立ちます。もちろん、2020年の発売から長期間にわたって高額転売にさらされたこと、さらに値上げなどに不満があるのでしょう。

 同時に、日本でのパッケージゲームソフトの販売ランキングを見ると、上位はニンテンドースイッチ用ソフトで埋め尽くされます。これだけを見たら「PS5のゲームがない=全然売れてない」となるでしょう。