「安倍総理から日本を守ろう」羽田孜氏が訴える 元首相5人が安保法案反対

参院特別委で審議中の安全保障関連法案に反対する元首相5人の提言が、8月11日に発表された。朝日新聞デジタルによると、「歴代首相に安倍首相への提言を要請するマスコミOBの会」が7月中曽根康弘氏以降の存命の元首相12人に要請文を送付。11日までに回答した

細川護熙
羽田孜
村山富市
鳩山由紀夫

菅直人の5氏の提言を発表した。安倍首相側にも郵送されたという。

5人は全員、自民党以外の政党から首相になった。いずれも安保法案に反対する内容で、羽田氏の文章は関係者が口述筆記した。各氏の全文を掲載する。

■羽田孜氏「安倍総理から日本を守ろう」
「戦争をしない」これこそ、憲法の最高理念。平和憲法の精神が、今日の平和と繁栄の基礎を築いた。特に、9条は唯一の被爆国である日本の「世界へ向けての平和宣言」であり、二度と過ちを繰り返さないという国際社会への約束でもある。海外派兵を認める集団的自衛権は、絶対に認められない。

安倍総理から日本を守ろう。
■村山富市氏「国民軽視の姿勢は許せない」
1, 圧倒的多数の憲法学者が今回の安保関連法案は憲法に反すると証言している。また政府が提出する法律案の是非に携わってきた歴代法制局長官が、この法案は違憲であると証言している。これまでの歴代自民党政府も集団的自衛権は憲法が認めないとして、現行憲法は守られてきた。にもかかわらず安倍首相は勝手に憲法解釈を変え、閣議決定により合憲として国会に提出した。こうした立憲主義を無視した手法は問題だ。

2, 国会提出以降、国民はいまだかってない国会の審議を注目しているが、首相は野党の質問にまともに回答するのではなく、一方的に長々としゃべりたいことをしゃべっているだけで、問題点が解明されない。(以下略



[ハフィントンポスト 2015.8.12]
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/11/former-prime-minister_n_7974414.html?ncid=engmodushpmg00000004

 

元首相のワースト5が揃い踏みだよ~。