ワシントン時事】
国際通貨基金(IMF)は15日、中国経済に関する年次審査報告書を発表し、拡大する官民の債務が「中期的に成長を急減速させる恐れがある」と懸念を示した。 また、成長持続のため、内需拡大など経済改革の加速を改めて促した。

IMFは、鉄鋼の過剰生産設備対策や金融部門のリスク監視強化などで中国の取り組みが進展していると評価。今年の実質GDP(国内総生産)成長率予想は6.7%と、従来の予測を据え置いた。

一方、政府と民間の債務が膨らみ続け、2022年までに合計でGDPの3倍近くに達すると予想した。
中国からの資本流出については、規制強化で緩やかになったものの、米国の利上げペース次第では、再び流出が加速する可能性があると分析した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170815-00000125-jij-int

 

中国の場合、どのくらいの債務があるのか、ハッキリした数字が分からないところが怖い。