来月19日から仏独訪問=トランプ政権対応で意見交換-安倍首相

 安倍晋三首相は3月19~21日の日程で、フランスとドイツを訪問する方向で最終調整に入った。複数の政府関係者が16日、明らかにした。フランスではオランド大統領と、ドイツではメルケル首相とそれぞれ会談。欧州連合(EU)各国の間でトランプ米大統領の外交方針に懸念が広がっていることを踏まえ、対米関係を中心に意見を交わすとみられる。


 オランド氏とはパリで3月19日に、メルケル氏とはドイツ・ハノーバーで開かれるIT関連見本市出席と合わせ同20日にそれぞれ会談する方向だ。

 仏独首脳とは、日本とEUの経済連携協定(EPA)交渉の早期大枠合意に向けた協議加速も確認する見通し。英国のEU離脱への対応やテロ対策、クリミア問題をめぐる対ロシア制裁についても協議するとみられる。 

 首相は14日の衆院予算委員会で、「トランプ大統領や米新政権にさまざまな不安を持っている国々に対し、大統領の考えを伝えたい」と表明。トランプ氏と各国首脳とのパイプ役を担う意向を示している。(2017/02/16-17:54)


http://www.jiji.com/jc/article?k=2017021600997&g=pol

 

安倍首相、相変わらず精力的ですね。