イプシロン2号機 打ち上げ成功 12月20日 20時17分
日本の新しい小型ロケット、「イプシロン」の2号機が地球周辺の放射線を調べる探査衛星を載せて、20日午後8時に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、午後8時13分ごろ、予定どおり衛星を切り離して打ち上げは成功しました。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161220/k10010814251000.html

今晩打ち上げ「イプシロン」2号機とはどんなロケット?
https://thepage.jp/detail/20161220-00000009-wordleaf
 
イプシロンロケットの最大の特徴は、H2AやH2Bのような液体燃料ではなく、固体燃料を推進剤にしている点です。これにより、「機動性」と「低コスト」を実現しました。イプシロンでは運用・設備・機体をコンパクト化しました。固体燃料ロケットは「花火のようなもの」だといいます。

あらかじめロケットに燃料が入っていて、打ち上げ準備状況で待機が可能なので、即応性が高くなります。また、構造がシンプルで部品が少なく、小型化にも適していて開発費を安く、開発期間を短くできます。実際、イプシロン2号機の打ち上げ経費は総額で約50億円。H2Aなどと比べると半分程度の費用で済むといいます。

1号機にあたる試験機は、2013年9月14日に内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました。今回は強化型として開発・改良が進められ、2号機は、推進薬量を約10.7トンから約15トンに増量させるなど2段モータを大型化。打ち上げ能力を30%向上させた。またより大きなサイズの衛星の搭載が可能になりました。

https://www.youtube.com/watch?v=7aUT2l5EI_U

 

打ち上げ成功、おめでとうございます!