TPP議案 農相辞任要求めぐり綱引き 4日衆院通過は見送り
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161102/k10010753741000.html

自民党の竹下国会対策委員長と民進党の山井国会対策委員長が断続的に会談を行い、竹下氏は、山本大臣に対する辞任要求には応じられないという考えを示しました。そのうえで、4日、衆議院の特別委員会で議案などの採決を行う一方、本会議の採決は見送る方針を伝えました。これに対して、山井氏は「なんとしても、山本大臣の辞任が必要だ」として、4日の特別委員会での採決は認められないという考えを示しました。

このあと、竹下氏は、記者団に対し、「あさっての委員会採決だけはやらせていただきたいとお願いしたが、民進党は『それはのめない』ということで、物別れだ」と述べました。一方、山井氏は「4日に委員会で採決されるのであれば、断固たる対応をしなければいけない。本会議での法案の採決や、ほかの委員会にも悪影響が及ぶ可能性がある」と述べ、特別委員会以外の審議に応じない考えを示しました。



TPP衆院特別委 委員長職権で4日採決へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161102/k10010753971000.html

TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案と関連法案を審議している衆議院の特別委員会は、2日夕方、理事会を開き、山本農林水産大臣の発言の影響で、2日の委員会の開催が見送られたことを受けて、今後の日程について協議しました。

この中で、与党側は「山本大臣の発言は遺憾だが、必要な審議は進めていきたい」として、日程を先送りし、4日安倍総理大臣の出席を求めて締めくくりの総括質疑を行ったうえで、採決を行いたいと提案しました。これに対して、民進党と共産党は「山本大臣の発言は、国会を冒とくするもので許されない」として、山本大臣の辞任を求め、委員会の開催に反対する考えを示し、民進党は、反発して途中で退席しました。

このため、自民党の塩谷委員長が、職権で、4日午後、委員会を開いて、締めくくりの総括質疑と採決を行うことを決めました。

 

民進党、邪魔したいだけだからね。これで良い。