東京株終値は386円高で1万6000円台回復 6月24日暴落前の水準回復

 12日の東京株式市場は大幅続伸した。日経平均株価の終値は、前日比386円83銭高の1万6095円65銭。終値ベースでの1万6000円台の回復は、英国の欧州連合(EU)離脱ショックで市場が暴落した前日の6月23日以来となる。

 暴落した6月24日は1286円安もの値下がりとなり、それ以前の水準への回復には時間がかかると見られていたが、ほぼ半月での回復となった。

 前日の11日は601円の急騰で、この2日間の上げ幅は989円と、1000円近い。

 対ドル円相場も円安に振れ、午前に102円台前半から103円台前半へと急落した。このほか与党の参院選大勝による政府経済対策への期待感から、連日の急騰となった。

 日経平均株価は寄り付きから急伸し、午前に528円高の1万6237円まで上昇した。しかし午後は利益確定売りが進んで上げ渋り、終盤に上げ幅は縮小した。

 東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比29.94ポイント高の1285.73。

与党大勝で、市場も安定してきた?



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