10日に投開票日を迎える参院選。国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する日本の宇宙飛行士は、宇宙から投票できない。
公選法は船員や南極観測隊員向けにファクスを利用した洋上投票制度などを設けているが、ISSは対象外。米国やロシアの宇宙飛行士は電子投票などの方法で、宇宙から一票を投じることができる。宇宙飛行士の大西卓哉さん(40)は日本時間7日午前にカザフスタンからソユーズロケットで打ち上げられ、9日にISSに到着する。衆参両院の選挙(補選を除く)で、投開票日を宇宙で迎える日本人は大西さんが初めてだ。大西さんは米航空宇宙局(NASA)の拠点があるテキサス州ヒューストンに居住し、在外投票が可能だが、最終訓練などのため6月22日の参院選公示前にヒューストンを離れている。
米国は旧ソ連の宇宙ステーション「ミール」で長期滞在が始まった1990年代にテキサス州法を改正し、宇宙からの電子投票を可能にした。2004年以降、大統領選挙の際などにISSから投票が行われている。
ロシアも事前に指定した代理人と宇宙飛行士がテレビ会議システムで面談。投票を代行してもらう仕組みが確立しているという。宇宙航空研究開発機構(JAXA)も09年のISS長期滞在開始後、南極観測隊などの先例を検討。「国のミッションとして宇宙に長期滞在するのだから、国政選挙への投票を可能にする制度構築が必要だ」と制度改正を目指している。
引用元:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070800045&g=pol
これは早急に法改正していただきたいですね。
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