中国外相、G7サミットで南シナ海情勢が議題となることをけん制
5月26日20:23

中国の王毅外相は三重県で開催されているG7サミットで南シナ海情勢が議題となることについて、「地域情勢の緊張を激化させるべきではない」とけん制しました。「同盟関係によって線引きすべきではない。地域情勢の緊張をさらに激化させたり、刺激すべきではない」(王毅外相)

中国の王毅外相は「G7サミットでどのような議題について話すにせよ、客観かつ公正な立場を堅持すべきだ」と述べ、南シナ海情勢が議題になることについてけん制しました。また、9月に中国の杭州で開催されるG20サミットで南シナ海を議題にするかという問いには「G20は世界経済の成長について話し合うフォーラムだ。一部の国が関係のない問題を議論しようとしても、大多数のメンバーの賛同が得られないだろう」と否定的な見方を示しました。

また、会見終了後日中首脳会談の見通しについて聞かれた王毅外相は「日中関係の改善状況や適切な雰囲気と環境があるかどうかを見なければならない」として明言を避けました。


http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2783245.html





G7、南シナ海問題で厳正対処
首脳宣言に「法の支配3原則」
2016/5/26 20:39

先進7カ国(G7)首脳は26日午後、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で政治・外交分野の討議に入り、中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題に関し「力による現状変更」には厳正に対処すべきだとの認識で一致した。議長を務める安倍晋三首相が2014年に提唱した「法の支配3原則」を最終日に採択する首脳宣言に盛り込むことでも合意した。

26日の第1セッションで首相は、南シナ海問題やテロ、ウクライナ情勢などが深刻度を増していると指摘。「法の支配など普遍的価値への挑戦に対する対応はG7が主導する必要がある」と訴えた。


http://this.kiji.is/108487459290349572?c=39546741839462401


首脳宣言の詳細、わかり次第記載します。