ヨーロッパを訪問中の安倍総理は、EUのトゥスク大統領らと会談し、日本とEUのEPA=経済連携協定について、年内の大筋合意を目指すことを確認しました。
安倍総理は、訪問先のベルギーでトゥスク大統領、ユンケル欧州委員長と会談。日本とEUのEPA交渉については、交渉を加速化させ、今年の出来るだけ早い時期に大筋合意できるよう協力していくことで改めて一致しました。
また、来月のG7伊勢志摩サミットで、「機動的な財政出動の強いメッセージ」を発出する必要性を強調しました。EU側は、「柔軟で機動的な財政政策を完全に支持している」と応じ、財政出動に消極的とみられるドイツを念頭に、「私たちの期待をG7各国に伝えていかなければならない」と語ったということです。
安倍総理は日本時間の5日未明、ドイツのメルケル首相と会談します