岡田氏「勝敗ライン」語らず…曖昧続けば批判も

 民進党の岡田代表が、夏の参院選の勝敗ラインについて沈黙を守っている。

 岡田氏は「参院選の結果が辞めるかどうかの基準になる」などと踏み込んだ発言をしているだけに、判断の根拠が曖昧な状態が続けば、党内外から批判も出てきそうだ。

 岡田氏は8日のCS番組の収録で、勝敗ラインについて、「自分の腹は固まっているが、選挙を戦う前に言う話ではない。私は退路を断ったということを申し上げたい」と述べるにとどめた。 参院での「改憲勢力の3分の2(162議席)」獲得阻止を目標としていた時期もあったが、最近は封印している。 「『憲法改正阻止』が党是だと思われる」(保守系議員)などの指摘を考慮したようだ。

 党内には、自民党を上回る獲得議席を「目標に据えるべきだ」とする「強硬論」もあるが、改選議席47(旧維新の党出身の無所属議員4人含む)の確保が「最低限のライン」(ベテラン議員)との見方が大勢だ。
2013年参院選での民主党の獲得議席が17にとどまったため、岡田氏周辺には「17議席を上回ったら勝利とも言える」など、さらなる「ハードルの引き下げ」を求める声もある。 勝敗ラインは、無所属の野党統一候補を民進党の獲得議席に加えるかどうかでも変わってくる。

http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20160411-OYT1T50003.html

http://www.yomiuri.co.jp/photo/20160411/20160411-OYT1I50000-L.jpg


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