東京株急落、終値390円安 原油安と円高で全面安 6日続落
5日の東京株式市場は全面安となり、6営業日連続で大幅続落した。日経平均株価の終値は、前日比390円45銭安の1万5732円82銭。終値としては2月12日(1万4952円61銭)以来、ほぼ2カ月ぶりの安値水準。
前日の米国での原油安が引き金になり、円相場も1ドル=110円台後半まで円高が加速。消費停滞や弱含みの企業業績も下げ材料となり、前週末に続く急落となった。
寄り付き79円安で始まった序盤は辛うじて1万6000円台を維持していたが、すぐにこの大台を割り込んだ。そのまま断続的に大きく下げる展開が続き、終盤につけたこの日の安値は424円安の1万5698円だった。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比34.34ポイント安の1268.37。東証1部銘柄の97%を超える1900が値下がりする全面安となった。