31日の日経平均株価は、前日比120円29銭安の1万6758円67銭と3日続落して、後場の取引を終えた。


前場は欧米株式高の動きを受けプラス圏で推移したが、後場に入り様子見気分が広がり下げに転じた。年度末の「ドレッシング(お化粧)買い」を期待する声も聞かれたが、不発に終わったようだ。為替市場は、1ドル=112円30銭前後と、やや円高に振れたことも相場の重しになったとみられる。東証1部の出来高は22億2549万株、売買代金は2兆3073億円だった。騰落銘柄数は値上がり421銘柄、値下がり1449銘柄、変わらず76銘柄だった。

 市場では、「日銀の追加緩和期待がある一方、先行き景気への警戒感もあることから、気迷いによる停滞商状は、まだ続く可能性もある」(中堅証券)と慎重な見方があった。






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