<チリ地震>日本への津波到達、発生あれば18日未明以降か
◇気象庁、太平洋の広域で津波発生の可能性 影響を調査中
気象庁は17日、チリ中部沖で発生した地震について記者会見を開き、日本への津波の影響は現在調査中と説明した。気象庁によると、太平洋の広域で津波が発生する可能性があり、日本に津波が到達する場合、早くても18日未明以降になるという。
過去に今回の震源近くで起きたM8前後の地震では、日本に到達した津波の高さは55センチ程度だったという。気象庁の長谷川洋平・地震津波監視課長は「地震の特徴によって津波も変わる。今回の地震のデータを解析し、最終的な予測を出したい。今後の情報に注意してほしい」と呼び掛けた。