男子テニスの楽天ジャパン・オープン最終日が5日、東京・有明コロシアムで行われた。単決勝で第4シードで世界ランク7位の錦織圭(24)=日清食品=が、第3シードで同8位のミロシュ・ラオニッチ(23)=カナダ=を7-6、4-6、6-4で破り、男女を通じて日本選手初となるツアー出場2大会連続Vを果たし、今季4勝目、通算7勝目となった。
「正直、信じられない。つらい中でみなさんの後押しがあって限界を乗り越えて戦えた」。2年ぶり2度目の優勝が決まると、コート上に倒れ大の字になった。立ち上がって両手で顔を覆い、コーチ席へ向かうと指導を受けるマイケル・チャン氏(42)=米国=ら、チームスタッフと抱き合った。
「日本での優勝は格別。1日だけ喜びに浸って、来年またこのタイトルをディフェンドできるように帰ってくる」。休む間もなく次戦は上海マスターズに臨む。
おめでとうございます!