米国当局は8月末、一定条件を満たす外国人投資家に永住権を授与するEB-5プログラムについて、2014年財政年度(13年10月-14年9月)については定員に達したと発表した。


同プログラムが始まって24年だが、定員の1万件人に達したのは初めて。85%を中国人だったという。中国では改革開放が始まって以来の国外脱出「第3の波」が顕著になったという。中国新聞社などが報じた。

 08年に米国のEB-5プログラムで永住権を獲得した外国人は1360人で、中国人は約26%の360人だった。EB-5プログラムによる永住権の申請者のうち中国人が占める割合は09年には47%、11年には70%、12年には80%に達した。EB-5プログラムでは、永住権取得して5年後には、米国市民になる道が開ける。米国市民権を取得すれば、家族を米国に呼び寄せることも可能になる。

 カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでも中国からの移民が急増している。

 中国は、1949年の中華人民共和国発足以来、極めて閉鎖的な国になった。66年からの77年まで続いた文化大革命期には「鎖国」状態だったと言ってよい。海外移住が少しずつ認められるようになったのは1978年だった。

 1980年ごろに発生した「国外脱出」の第1波では、留学などの形で外国に行く人が多かった。多くの人は外国に移った当初、アルバイトなどで苦労して生活を成り立たせた。違法な手段による密出国・密入国も多かった。

 第2波は1980年末から90年代末までだった。発展途上国が技術移民や投資移民の受け入れ条件を緩和し始めた。そのため、中国国内で教育を受けた上で、海外に移住する人が増えた。裕福層による投資移民も発生した。

 最近になってからの「第3の波」では、技術者、医師、弁護士など「高い技術を持った人」、さらに裕福層の移民が増えていることという。

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泥舟から脱出でしょうか?そうとしか思えません。しかし、この中国移民問題、すでに各国で摩擦が生じてます。日本も高級マンションでトラブルという記事もありましたね。本当に、そのうち深刻な事態になるのでは?