北朝鮮、生存者リスト提示 拉致被害者ら「2桁」
2014/7/3 3:00
日本と北朝鮮が1日に北京で開いた外務省局長級協議で、北朝鮮国内に生存しているとみられる日本人のリストを北朝鮮側が提示していたことが明らかになった。
リストに掲載されているのは2桁の人数だという。
日本政府はリストに掲載されている人物が拉致被害者や拉致の疑いがある特定失踪者らと同一かどうかの確認作業に着手した。
「(中略)」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0203X_S4A700C1MM8000/
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拉致再調査 日朝の駆け引き本格化、「万景峰92」入港禁止は解かず
政府が3日午前の関係閣僚会議で、対北朝鮮に対する制裁を一部解除する方針を決めたことで、今後の焦点は、特別調査委の再調査で何人の拉致被害者らの帰国が実現するかに移る。
ただ、北朝鮮はさらなる制裁の解除や支援を引き出すため、「帰国者リストなど再調査の結果を小出しにして日本側に対応を迫る」(日朝関係筋)との見方も強く、日本側が残りの「制裁カード」で北朝鮮側に誠意ある対応を迫り、「全面的な解決」に向けた道筋を切り開けるかが課題。日朝間の駆け引きは今後、本格化する。
政府が再調査開始の見返りとして解除の対象としている制裁は、人的往来の規制など3項目。ただ、「制限付きの解除」(政府筋)とする方針で、例えば、北朝鮮船籍船舶の入港禁止措置に関しては、船舶の積載量や定員などで上限を設ける上、入港回数や航路などでも制限をかける方向だ。
また、北朝鮮への輸出入の全面禁止や北朝鮮からの航空チャーター便の乗り入れ禁止、貨客船「万(マン)景(ギョン)峰(ボン)92」の入港禁止などは、今回の解除対象には含まれていない。
日朝間を結ぶ不定期便の万景峰は在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)幹部の往来に使われ、不正な送金などに利用されてきたとの指摘もある。北朝鮮側は「人道主義のための国際的船舶」と主張し、制裁解除の対象に含めるよう求めているが、菅義偉官房長官は3日の記者会見で、「『万景峰92』の入港禁止措置は対象とならない」と明言した。
動きが早いですね。リストに関しては政府は否定してるようですが・・・。何らかの提示していることは確かでしょう。