STAP細胞の論文問題で、捏造(ねつぞう)・改ざんの指摘を受けている理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)に対し、理研調査委員会から近日中の聞き取り調査の打診があったことが28日、分かった。
しかし小保方氏は前回調査時の聞き取り手法が詰問的だったとして“トラウマ”を抱えているといい、事前の質問書面を求めたうえで、弁護士同伴での面談を検討することになった。
理研調査委はこれまでに小保方氏から聞き取り調査などを行ったうえで4月1日に論文の捏造・改ざんを認定。これに小保方氏は不服申し立てを行い、再調査を求めている。
この日、取材対応した小保方氏の代理人を務める三木秀夫弁護士によると、理研調査委から27日に再度の聞き取り調査の打診があり、候補日として28、29日の指定があったという。
急な申し入れに小保方氏サイドは「準備期間が必要」として、まずは事前の質問書面を要求した。
三木弁護士によると、小保方氏は前回調査時の聞き取り手法に関して、一方的に尋問を受けたとして「言いたいことが言えなかった。(発言を)遮られた」と不満を訴えているという。複数の委員から、質問趣旨が分かりにくい問いかけも受けたとして「また同じ質問を受けるのですか」と漏らしているという。
三木弁護士は「厳しい委員さんが複数人おられるようで」と、小保方氏が怖がっている様子を明かし「そもそもこちらは(再調査での)委員の構成を変えることを求めているし、どなたかに代表して聞いていただきたい」とした。
まずは質問書を受け取ったうえで、聞き取り調査の必要性を検討する。小保方氏は当面、入院生活が続く見通しで、聞き取り調査を受ける場合は、弁護士同伴での面談と、病室からの電話かスカイプでの会談を理研側に申し入れている。
しかし小保方氏は前回調査時の聞き取り手法が詰問的だったとして“トラウマ”を抱えているといい、事前の質問書面を求めたうえで、弁護士同伴での面談を検討することになった。
理研調査委はこれまでに小保方氏から聞き取り調査などを行ったうえで4月1日に論文の捏造・改ざんを認定。これに小保方氏は不服申し立てを行い、再調査を求めている。
この日、取材対応した小保方氏の代理人を務める三木秀夫弁護士によると、理研調査委から27日に再度の聞き取り調査の打診があり、候補日として28、29日の指定があったという。
急な申し入れに小保方氏サイドは「準備期間が必要」として、まずは事前の質問書面を要求した。
三木弁護士によると、小保方氏は前回調査時の聞き取り手法に関して、一方的に尋問を受けたとして「言いたいことが言えなかった。(発言を)遮られた」と不満を訴えているという。複数の委員から、質問趣旨が分かりにくい問いかけも受けたとして「また同じ質問を受けるのですか」と漏らしているという。
三木弁護士は「厳しい委員さんが複数人おられるようで」と、小保方氏が怖がっている様子を明かし「そもそもこちらは(再調査での)委員の構成を変えることを求めているし、どなたかに代表して聞いていただきたい」とした。
まずは質問書を受け取ったうえで、聞き取り調査の必要性を検討する。小保方氏は当面、入院生活が続く見通しで、聞き取り調査を受ける場合は、弁護士同伴での面談と、病室からの電話かスカイプでの会談を理研側に申し入れている。