バレーボール女子のワールドグランドチャンピオンズカップ2013(通称:グラチャン)最終日が17日、東京体育館で開催された

 ここまで3勝1敗でメダルを確定している全日本女子は南米代表のブラジル(世界ランキング1位)と対戦。ストレート勝ちを収めれば優勝の可能性を残していた日本だったが、第1セットは新鍋理沙や石井優希の得点でブラジルからリードを奪う。しかし、ブラジルの2枚替えが奏功し、徐々に追い上げられると、ジュースに持ち込まれる接戦に。最後は日本のミスが続き27-29で落としてしまう。
 第2セット、岩坂名奈のクイックで日本が先制点を挙げたものの、ブラジルが連続得点で点差を広げる。日本も流れを変えようと近江あかりや大竹里歩を投入したが勢いは止まらず。14-25と大差をつけられて落としてしまう。
 第3セット、序盤からブラジルに先行される展開となるが、江畑幸子、長岡望悠らを投入し点差が離されないように攻める。しかし、サーブレシーブのミスなどから点差が開き、最後は江畑のスパイクがアウトになると18-25で落とし、セットカウント0-3で敗れた。この結果、全日本女子は3位で大会を終えた。

<大会最終順位>
1位、ブラジル 5勝
2位、米国 4勝1敗
3位、日本 3勝2敗

4位、ロシア 1勝4敗
5位、タイ 1勝4敗
6位、ドミニカ共和国 1勝4敗

<17日の試合結果>
日本 0-3 ブラジル
(27-29、14-25、18-25)

タイ 3-1 ロシア
(18-25、25-22、25-21、25-23)

ドミニカ共和国 1-3 米国
(14-25、16-25、25-21、18-25)