証券最大手・野村ホールディングスは、4~6月期の連結決算で、4月以降の株高の影響で純利益が1年前よりおよそ35倍増えたと発表しました。

 野村ホールディングスが発表した4~6月期の連結決算によりますと、純利益は659億円と、前の年の同じ期に比べて34.8倍と大幅に増加しました。4~5月の日本株の活況を受けて株式と投資信託の手数料の収入が大きく増え、営業部門を中心に収益が拡大したためです。

 会見した柏木茂介CFOは「6月、相場環境が押し目になったところでは購入資金が入ってくる。日本の市場に資金が余っているのを痛感した」としたうえで、今後も投資資金が日本の株式市場に流入する傾向は続くとの見通しを示しました。

アベノミクス効果、凄すぎる。35倍って。