こんにちは、村松慎也です。
「業種特化のコンサルって自分のコピーを作りたいだけじゃない?」
アメブロに限らず、様々な切り口のコンサルがいますよね。
その中の一つに業種を特定したコンサルがあります。
なんか凄そうな印象ですよね。
その業界の権威みたいな。
でも、本当にすごいの?
もしそのコンサルの方が多くの人を指導する中で、
たくさんの人に当てはまる方法を磨き上げて本質に近づくなら、
とても素晴らしいことです。
でも、業界に特化したコンサルの中には
自分が上手くいった極狭い範囲の方法を
他の人に当てはめようとするだけじゃないですか?
「いいから黙って俺、私のコピーをしろ!」
そんな感じ。
違いますか?
最近、お話を伺った数名の経営者から
同じようなことを聞きました。
理由も言わずに商品・サービス自体に対して
アレもダメ、コレもダメ。
とにかく俺の言う通りにやれ!
…
その証拠に、
そういったコンサルは1地域1クライアントをうたってます。
一見、凄く効果の高い必殺技(笑)を教えてくれそうですが、
あなたらしさなんて一切無視するから、
同じ商圏にコピーがたくさんいたらマズイわけ。
クライアントを絞って、
なおかつ教えるのは自分が上手くいった狭い成功体験。
これで、どれだけの人に効果があるのでしょうか?
とても疑問です。
そして何か少し上手くいかない事があると
自分の頭で考えることができないから
コンサルにどんどん依存していきます。
…
ビジネスの本質や原理原則は、
人も時代も選びません。
チョンマゲ時代の昔から、
商売は人と人の価値の交換。
もちろん、
大きな流れの中では流行り廃りもありますが、
買い手の心に寄り添うことでお客さまは安心して
自分の気に入った商品やサービスを選ぶことができます。
そうやって日本には長く商売を続ける老舗がたくさん残ってる。
おもてなしもその一つですね。
例え同じ業種だとしても
一人一人そのビジネスに対する思いも、
届けたい未来のお客さまも、表現の仕方も違います。
そして、そんな情報に触れてそれぞれに
共感するお客さまが自分に合った人を選ぶ。
せっかくやりたい事で起業したなら、
自分を押し込めて誰かのコピーを目指すんじゃなくて、
「あなたらしさ」をお客さまに届けて
「あなただから」で選んでもらえるビジネスを
目指して欲しいと願っています。