永遠への旅立ち 二人の祖母とその娘と息子と孫の俺 | ps

永遠への旅立ち 二人の祖母とその娘と息子と孫の俺


koube_mami

 こんなことってめったにない。

 祖母が二日続けて旅立った。

 春分の日の夕方とその7時間後。


 一番大変なのは葬式の準備に追われる両親。

 日程は昨晩が通夜で今日の昼が葬式。

 そして明日の夜が前夜式で次の日が本式。

 父方は和装で母方は洋装。

 お寺と教会。



 祖母たちがなくなった事も辛いがそれを悲しむ両親の姿を見るのがもっと辛い。

 涙があふれてくる。

 笑いがでるのも悲しみの裏返しなのだろうか。

 

 それにしても今週は葬式週間。

 つい先日港で見ず知らずのおばあさんの命を救ったのにまさか次の週に祖母を二人失うとは。。。

 ほおずえをついて深いソファーで物思いにふけたくなる。

 ロスにいる妹とは連絡つかず息子の自分ひとりで両親のサポート。

 なにもできない。。。

 こんなことってあるもんだ。

 悲しみよりも複雑な心境。

 感情を失ったかのような。

 あまりに衝撃的なことだったのか自分が無関心なのか。

 二人との思いでももう記憶の中だけでしか再現されない。


 とても死というものを身近に感じる毎日だ。

 天寿を全うした二人にはごくろうさまと言ってあげたい。

 お経をとなえるよりも賛美歌を歌うよりもごくろうさま。

 二人の遺伝子を受け継ぐ孫の俺が精一杯生きることが一番の供養だろう。


 もうおばあちゃんって呼べる人はいない。

 なんかせつない。

 歳をとったんだな俺。

 

 でも奇跡に近いこのタイミング。

 意識の無い二人がまるで打ち合わせをしたかのような。

 絶対なんかアル。

 

 二人の死によって新しく生まれたこともある解決した事もある。

 どうしても意味を求めがちな人間だが本当に意味があることもある。

 

 一番の心配事はこれをきに両親が一気に老けないかが心配だ。


おやすみ。

芦屋おばあちゃま。

川西のおばあちゃん。