シュワルツコプフのシューベルト♡ | 七戸ときどきラスベガス

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徒然なるままに…危険思想

年長の息子は今日は幼稚園がお休みだ。朝から、本を読んでくれ、絵を描いてくれとせがんでくる。育児はいつまでたっても、慣れたという感じはない。朝食を準備したら幼稚園へ行く支度をして、帰宅したらああして、こうして、というルーティーンを超えた、予測だにしない何かがいつも起こるのである。

 

息子は、“はじめてのおるすばん”と“ももたろう”の熱狂的なファンだ。今朝は、“はじめてのおるすばん”を何度も読み聞かせをしてくれと、何度読んだだろうか。読むたびに

話の主人公ミホちゃんになり切って、興奮している息子の姿が非常に可愛らしい。ミホちゃんのお母さんの留守中に訪ねてくる、新聞集金屋さんと郵便屋さんへの好奇心と恐怖心を身振り、手振りを添えて表現してくれる。それが何とも微笑ましいのである。

 

お昼は、掛け布団のファスナーを開け、その中に入りオバケを演じていた。オバケには私ママが見えない。誰にも見えないはずの自分はあちこちへ徘徊するのだが、突然ゴツンという音がした。彼はどうやらテーブルかどこかに頭をぶつけたようだ。

 

思ったようなオバケを演じることができず、また失態に終わったため憤りと悲しみで彼は我慢できない。号泣し始めた。

 

どうして子供ってこんな短時間に、これだけのイヴェントを起こすことができるのか。

“大丈夫?”といって、頭をなでてあげたと同時に、彼のパフォーマーとしての資質に非常に感心した。

 

と、同時に私のストレスは自分で認識している以上に溜まっていることも感じている。

早速YouTubeへ行って、シュワルツコプフのシューベルトをかけた。

滑らかさが素晴らしく、かつshowy さが全くない。シューベルトの本質に迫る演奏であった。シュワルツコプフは恐らく、演奏によって作曲家の魂を入れることのできる演奏家なのであろう。イライラは消滅し、しばらく彼女の残して行った余韻に浸ることのできた、リッチな時間を感じることができた。

 

明日は日曜日。明日も我が家の大道芸人とのお付き合いを満喫しよう、とポジティブに思える午後のひとときであった。