よく就活中の人から相談を受けます。
その中で「なんとなく会社に入ったがやりたい仕事がわからない」「親に申し訳ないから正社員で働いている」という言葉をよく聞きます。
まず冒頭に質問させてください。
「あなたが没頭していること」「集めているもの」は何ですか?「支えてあげたい人」は誰ですか?ということです。
私も社会人になってからもずっと何かを探しているような気がしています。
「やりたい仕事がわからない」
そんな人に共有したい視点があります。
それは”なにも会社という事業集団に所属しなかったとしても自分が熱中できるものが1つあれば仕事は創れるし、仕事になり得る”という観点です。
ここで二つのケースをお話しします。何かヒントになれば幸いです。
(1)ニッチな分野でその道を究め生計を立てている、いわゆる”仕事人”を特集したテレビ番組があります。
番組に登場する人たちは一般的な働き方をしている人たちよりはるかにその分野に詳しいはずなのに、どの分野の人たちも口をそろえて言っている言葉があります。
それは「この道(学び・研究・旅)は一生終わらない」「この道(学び・研究・旅)にはゴールがない、正解がない」という一言です。
「気づいたら自分が熱中している分野に人生をかけてました!」というような人たちです。
その番組の主人公の多くがいわゆる企業の営業職、事務職、研究職などで働いている人とは違い、個人事業主として働いていたりします。
(2)数年前、本を読んだときに「今の時代は”オタク”が強い」「これからの時代は”オタク”になれ」「これからの時代は”オタク”がお金を稼げる」と書いてありました。
情報が簡単に手に入れられる現代はスマートフォンで簡単に情報を得ることができます。
しかしそれは表面上レベルの情報にすぎません。
オタクと呼ばれる人たちは自分の好きな事(それは好奇心かもしれないし、本能かもしれない)に突き動かされ、それについて研究しています。
その状態で好きな物事を追及するとすぐに成果も出るし、何より継続することができます。自分で本を書いてみるもよし、動画に載せて発信するもよし、ビジネスにつなげることも可能になってくるのです。
それでも「自分の趣味がない」とか「やりたいことが浮かばない」人は多いと思います。
世の中が進歩しているおかげで、ネットで調べればたいていの人が極めていたり8,9割の答えが出ていたりしてしまうこともある時代です。
そうなると今の仕事をつづけながら自問自答する日々に舞い戻ってしまうのでしょうか。
「誰かの成功や成長が自分の喜びである」ならばサポーターとしての”オタク”を極めればいいし、日常の小さな出来事を発信することから始めてみてもいいと思います。
自分が熱中できる物事を見つけるために、そして停滞した現状を変えるために行動をしているかが大切です。
趣味を見つけるために外に出ていますか。積極的にいろんな人に会っていますか。子供のころに周りの声も聞こえないくらい熱中していたものはなんですか。
多くの人が両親の稼ぎの下で子どもの時代を過ごし、お金や食べ物の心配はなく育ってきたと思います。
自分のやりたいことを考えるとき、特に「お金の心配がない状態」で純粋に熱中していたものを思い出してみるといいかもしれません。