はや6月で今年の折り返し地点がまもなく見えてくるというのは
ほんと早い。

そんな中で今年は例年になく紫陽花を咲き始めから見ていると
いうのは春先前の沈丁花を見損ねてしまったからか。

沈丁花は祖母が好きだった花で目黒の実家の庭には沈丁花の
植木が幾つも昔はあった。

まだ肌寒い時に咲く沈丁花の小さな花に鼻を近づけて淡い香り
を嗅ぐのが子供の頃から好きだ。

こっちの花、となりの花、少し下のこっちの花、と嗅ぎまくるから
子供の時はもちろん、今はさらに変に見られるでしょう。

「沈丁花が好きだ!」

ばあちゃんが沈丁花を愛でる姿に良さがわかったのか、自分も
いつしか好きになって一緒に見て、一緒に嗅いだかな。
小学校にあがるとばあちゃんは亡くなったから、一人でやった。

今年はほとんど嗅げなかったから6月の花の紫陽花を、今を咲く
花を沈丁花の分まで見ているのかなと思うのですよ。