●8月9日(金)
ついに退院日を迎えました
6:00過ぎ
検温36.1℃ 異常なし。
酸素濃度 異常なし。
血圧102/63 良好。…100台に乗ってる
血糖値103 良好。
1日4回の血糖値測定、卒業です。
よくがんばった指先
その証に赤いポツポツが残ってるところも。
皮膚も厚くなったかなー笑
昨夜、看護師さんとお約束した交換こっこ(←気に入ってる)のパックを持ってきてくださるまでに最低限、身支度をしておこうと起き上がる
あ、すでに置いてくれてる・・・!
テーブルの上に、ちょこんと置かれていました。
しかも…メッセージ付き
「退院おめでとう」と。
泣いてしまうーーーーー
夜は日中に比べて看護師さんの人数もかなり少ないし、ほとんど出払っていてナースステーションはガランとしていることも多い。
限られた時間で仮眠も取らなきゃいけないのに・・・
胸がいっぱいになりながら、ありがたくパック
同じ朝用マスクでもスーッとして気持ちが良かったです
まさに目覚めの朝向き
8:00 最後の朝ごはん、全て完食させていただきました。
膵臓食も卒業。ごちそうさまでした
朝のぞろぞろ回診、本日は8:15!
いつも早くても8:35くらいだったけれど…
先生方はこんなに早くから回ってらっしゃったんですね!と、また新たな発見
そりゃそうか、患者さんの人数で考えたら
T先生とN先生もお見えに。
「今日は予定通り、退院やね。また外来で診るからね!」とT先生。
本当にありがとうございました引き続きよろしくお願いします
最後の回診は、もぐもぐしながら受けてしまいました笑
9:00前、理学療法士さんがご挨拶に来てくださいました
「昨日は眠れましたか?」
「やはり大部屋だけに夜中も色々とありましたが…(笑)まぁなんとか」
最後の夜。
お隣のおばあちゃん。
眠れないのか、何度も寝返りを打たれているご様子。
何かを落としちゃったり、ベッドフレームに何かを当てるような音がしたりと…
終始ガサガサガサガサ
ナースコールを押し、「眠れないんですけどー」宣言。
はたまた「おしっこでたよー」
30分〜1時間おきに繰り返す。
「今日は眠剤飲んじゃったから、もう飲めないのよ。焦らず深呼吸して、ゆっくり横になっててねー!」と看護師さん。
おばあちゃん…消灯前の8時頃からグォーっていびき、聞こえてましたよー
それについさっきもねー笑
眠れた感覚がなかったのかな??
私も目をつむるけれど、おばあちゃんが気になって寝つけず
今ナースコール押したな…
看護師さん来てくれたな…
1時間しか経ってないな…
で、1:30頃まで繰り返し時計を見た記憶あり笑
もうひとりのご婦人は、手術を終えて間もないご様子で、手術でどんなものが摘出されたのかと、尿管が気持ち悪くとても気になっているよう。
夜は特にいろいろ不安になっちゃいますよね
あとひとりのおばあちゃんは、時折り黙ってキュキュキュと水筒の蓋を開けて、水を飲まれているであろう音だけ笑
皆様、丁寧で上品なお話の仕方をされる3名のご婦人方とひと晩をご一緒させていただきましたが、その後も3:00、5:30と目が覚める
そんな最後の夜でした
以前にもお伝えしましたが…
気になる方は手術前後の大切な期間だけでも個室利用をお勧めします笑
理学療法士さんに改めてお礼をお伝えし、退院手続きまで少し時間があるなと食後のくるくる。
おうちに帰ったら、一気にできなさそうだもんね笑
スタッフの方、誰もがテキパキと業務をこなす、日中の活気づくフロアが心地よい。
皆、目の前の患者さんに対して真剣だ。
最後のストレッチを済ませ、お部屋に戻ってお着替え。
薬剤師さんが来られ、退院に合わせて処方されているお薬のご説明と受け渡し
通常の食事が始まるので、消化を助ける何かのお薬や、万が一、食事後に膵臓あたりが痛くなったりした時のためのお薬が処方されるのかなと思っていたのですが、そのようなものは特になく
入院中にも処方されていた、傷口の痛み止めのとんぷく薬のみでした。
痛み止めのロキソプロフェンNaと胃の粘膜を保護するレバミピド。
とんぷくとしては2回しか飲まなかったから、結構余ってるけどな
退院後初の外来は約2週間後。
精算を済ませて
さぁ、帰ります
最後の荷物をまとめていると、入院初日にもお世話になった、下のお名前が同じ看護師さんがご挨拶に来てくださいました
これから患者さんの対応に入ってしまうからその前に…と。
わざわざありがとうございます
入院時に着てきたお洋服に着替えていたので
「初めてお会いした時、この格好でしたねー」と懐かしむ笑
外は本当に暑いから気をつけて帰ってくださいね、お身体大切にしてくださいと。
実はご懐妊7ヶ月のマタニティ看護師さん
いただいたお言葉をそのまま看護師さんにもお返しさせていただきました笑
母子ともに健康で、元気な赤ちゃんを産んでくださいね
退院の案内をしてくださった看護師さんに連れられ、病棟を出る。
最後にナースステーションに寄ってくださり
「(私)さん、退院されます!」と全体に声をかけてくださりました。
皆様おいそがしいのに手を止めて
「退院おめでとうございます!お大事になさってくださいね!」と
次々に声をかけてくださる。
1ヶ月間、本当にお世話になりました。
本当に本当にありがとうございました
救っていただいたたくさんの笑顔に、もう少しこの時間が長かったら、危うく泣いてしまうところでした笑
皆様もどうか、くれぐれもお身体にお気をつけて
入院前、心に決めていたことがあって。
退院したら、これを食べにくると笑
病院近くのカフェのメニューなのですが
野菜中心でヘルシーでとっても美味しそう!これなら退院後すぐにでも食べられそうだと目をつけていた『お野菜たっぷりのガレット』
脂分は控えめだから、ベーコンは少し残して・・・
と、意識をしていただきましたが、8:00朝食のあと、11:00前にはこちらのお店。
食べたいという欲だけで、おなかはもうぱんちくりん
退院早々やらかしました
暴飲暴食NGなのに(しかもパンケーキまで3口ほど食べた笑)
お迎えの車に揺られると、微妙な横揺れが、まだ傷口に響く感覚。
平坦な院内をサクサク歩いているのとは、また違うんだなー
久々の我が家。
…のはずか、不思議とそんなに久々な気がしない笑
入院期間が意外とあっという間に感じたからかな?
14:00頃。ほんの少しだけ、胃がもたれるような重たい感覚。
食べ終わってから2時間は経ってるけどな
脂分なのか、食べ過ぎたからなのか…
夜は母がお赤飯を炊いてくれました笑
食後にはフレッシュな桃、アイスもひとくち
今日は身体がしばらく忘れていた味や成分が一気に流れ込んできて、消化器官全体がびっくりしているかもしれません
入院生活がそれなりに続いたので『今頃は夕飯を食べていたな』『もう食後くるくるの時間だな』と時計を見ながら思い起こします
くるくる出来ないことにうずうず。笑
家の中をくるくる…するには障害物がありすぎる笑
今夜は15分弱だけ、母と一緒にご近所周りを歩きました
下り坂を歩く時の振動が傷口に少し響きます
シャワーを浴びて、おへその処置。
快適空間だった病院の温度コントロールから抜けて、ほんの少し汗をかくと、他の傷たちも少しチリッとするような気がします
けれども腹帯は巻いていたい。笑
今夜は湯舟に浸かろうかと思ったけれど、時間も遅くなってしまったのでシャワー
おへそのお世話も今日からはひとりで。
昨日から塗り始めた軟膏(テラ・コートリル)が元々黄色で、ガーゼに付着しているのが膿の色なんだかお薬の色なんだか笑
けれどもやっぱりまだ、少し膿が混ざっているような、やや黄緑色の液体がツーっと奥の方から流れ出てくることがある。
ねぇ、病院にいた頃の方が大人しくしていたんじゃない??
これ以上、酷くならないでよーと軟膏を塗ってガーゼを貼る。
気がつけば0:00。
早速、病院の健康体スケジュールに反して生活リズムが狂い始めてる
なかなか日常では難しいです
おやすみなさい