●8月5日(月)
5:30 目が覚める。
1:30頃、3:00頃、安定の3分割睡眠。
もう1度カモミール効果、試してみるかなー…
5:45 いつもより早い看護師さん。
今日は採血が必要な方が多いようで、少し早めに来られたとのこと。
お休み明けの月曜日は検査が多いようです
本日のオーダーは、採血とドレーン排膵液の検査とCT造影。
ドレーン排膵液は採取に戸惑うほど急激に少なくなってる
2ccは必要だとかで、管内ほぼ空っぽになりました
素人目で見ても、これはもうさすがに抜いても大丈夫でしょうという状態。
あとは膵液のアミラーゼ値に異常が無ければ…
8:45、N先生サブT先生ほか、ぞろぞろ回診。
「あ、ほとんど（膵液）出てないね」
「出てないね」
「ほー」
はい、出てないです
N先生「じゃあ今日は後でCT撮って、…ね！」と、にっこり。
抜ける予感・・・
"抜きますね！"まで言ってくださいー！
笑
今日こそ相棒とも、いよいよお別れの日を迎えられるかもしれません。
9:30頃、理学療法士さんとのリハビリ。
「今日ドレーン抜けるかもしれないらしいですね！」
共通認識に期待が高まります
今日のメニューはエアロバイク、外気浴、ストレッチと仕上げのくるくる。
エアロバイクは負荷をかけて約15分。脈拍が100を超え、いい感じです
と。
軽く汗ばむくらいでした
戻ってきたらお昼前ケアの看護師さん。
排膵液の様子、検温、血圧、心拍数、おなかの傷口周りの確認。
「あとでCTに呼ばれる予定なので、また声かけますね。
もしかしたら抜けるかもしれないそうですね！」
共通認識に更に期待が高まります
笑
いつもは午前中か、午後イチくらいには呼んでくださる検査。
14:00頃、まだかなーと思っていると、看護師さんが来られて
今日は先生方が立て続けにオペに入っているそうで遅くなるかもしれないとのこと。
15:00から両親が面会に来てくれ、
15:30頃にCTのお声がかかる。
先生方の都合でとなると、撮影に立ち合われるのかな？と思ったけれど、そのような気配もなく、撮影は無事完了。
その後、引き続き面会していると、いろんな方が覗きに来られ、CT撮った？と確認に来られる。あまりお目にかからない外科の先生？も、看護師さんも。
いつも、そんなところまで？！って思うほど情報共有されているのに…
今日はどうしたんだろ
笑笑
面会お見送り後、サブT先生とフロアですれ違い、CT撮りました？と。
ドレーンも確認され「今日この量ですもんね？」と嬉しそうに聞いてくださる
「あとで画像、見ておきますね！」
お願いします
今日の夜間担当看護師さんは、この病棟では希少なお母さん世代の看護師さん
妙な安心感があります
「今日はドレーンが抜けるって書いていたけれど、まだなのねぇ。
先生がずっと手術みたいで…」
抜けると？！ブレない共通認識、信じていいですか？？？
18:00直前、病室のノックの音。
ごはんかな？と思って扉口を見るとサブT先生もしや・・・
「大変お待たせいたしました、抜きましょう！CTも液だまりが全くなかったです！」
ぉわーーーーーっっっ
「アミラーゼ値も低かったんですか？」
「それも下がっていますけど、なにより液が出てないのでね。」
やたーーーーーっっっ
やっとだー！！！
めちゃくちゃ嬉しくて勝手に顔がほころぶ
なのに…
約1ヶ月、どこへ行くにもずっと手を繋いで連れ添ったスタンド君がいなくなっちゃうのねって、ほんのちょっぴりだけ寂しい気持ちに。。。
ドレーンを抜く処置は前回同様、ベッド上で痛みもなくあっさりと。
そして「退院は…早ければ水曜（明後日）かな？」と。
えええ！そんなに早く？様子見とか無いのでしょうか？？
「明日1日が様子見で。まぁ明日T先生も来られるから外来日含めて相談しても
」
ドレーンの穴はどれくらいで塞がるものですか？？
「表面だけなら2.3日かな？」
じゃあ退院する頃には塞がっているかなー…と。
ドレーンが抜けたら、その後は退院まで早いって本当だ
「おへそも…あとちょっとなんだけどな」
ぎゅーっと絞りだしてみては、何かをこすりとる
「痛い？押したらそりゃ痛いか。笑」
えぇ、押さえると痛いですよー…
あとこすっちゃうのもねー…
「シャワーではどのように洗ってますか？上の方からザーッと流すだけ？」
もこもこ泡で洗って、流す時はしっかりシャワーを当てて、おへそ下に手でカップを作って溜まったお湯とダブルで流しているとお返事すると
「それが出来ているなら完璧、そのうち綺麗に塞がります！」とのこと。
「でべそ感はもう少しおさまりますか？笑」
「でべそ…んー別に出てはないけどね。笑
まぁもう少しだけ気にならなくなるかな？？どうしても多少は…苦笑」
はい。手術が大成功したのだから、これ以上の贅沢は言いませんです
ベッドから起き上がり、移動してみると身軽すぎて、なんだか変な感じがして…
顔がにまにま笑
夜ごはんをいただいていると、オペ後姿のN先生も来てくださりました
「どう？すっきりしましたか？やっと退院が見えましたね！」と。
しましたー
お疲れのところ、わざわざありがとうございます
食べ終わる頃、左胸の下が少し痛む。
食べすぎ？よく噛まなさすぎ？食べるのが早かったのかな？？
食後30分程度で落ち着きました
食後くるくる。
くるくるのおともは、もういない。
やっぱりちょっと手持ち無沙汰というか…若干寂しいかも
笑
もちろんそれ以上に、両手を振って自由に歩くことができる喜びが大きいけれど
そんな中、お話の仕方ほっこり看護師さんの姿を発見
身軽になった姿を少し遠くから『じゃーん』とジェスチャーで披露笑
「わぁ！ついに抜けたんやねー！おめでとうー！この前、月曜に抜けたらいいなって言ってたもんねー！こっちまで嬉しいわぁー」と、一緒に喜んでくださる
嬉しい嬉しい
これは入院期間が長くなったからこそ、経験できたことだなぁと。
「おへそは？その後も順調に洗えてる？」
細かなことを覚えてくれているのも本当に嬉しいし、さすがです
ありがとうございます
21:00 今日は少し早めの時間に、おやすみ前の血糖値測定。
「はい、226ねー」と、お母さん看護師さん。
「えっ…？！に、226？？？」
私の気分と共に血糖値も爆上がり（入院期間過去最高）
思わず聞き返しちゃう
今までは結構高くても200未満だったのに…
「えらい高いね、なんか食べたかな？笑」と聞かれる始末。笑
思い返したら…
くるくる前の20:00頃にお取り置きしてたハイカロリーレモンティーを飲んだっけ…
一旦、経過観察かな？インスリン注射は無しみたい
なんだろ、左胸の下がやっぱり少し痛いかも。。。
食後の痛みほどの強さは無いけれど、なんだかしくしくと。
胃？脾臓？それとも膵臓の断面あたり？？
インスリンを出そうとがんばっているのかな…
この先、この辺りに痛みが走る度に膵臓か？！って心配がつきまとっちゃうんだな
退院後の食生活、大丈夫かな…
また痛みの原因、また先生に聞いてみよう
お部屋の隅には、お役目を果たした後の点滴スタンド君
笑
ベッドに入り、早速、左側を下にして寝てみる。
そして何の位置も気にせず、右側に向き直す。
寝返りがうてるしあわせ
抜けたんだーと改めて実感
…しばらくして、板についた仰向けに戻る。
横向き派だったのに、仰向けが1番落ち着くようになっちゃったかも
朝までぐっすり眠れるかな？
おやすみなさい
▼本日のごはん
