●7月15日(月祝)
朝。点滴用の針が全然入らない
入らないというか、入れた後に漏れ出るのか、痛くなったり腫れてきたりしちゃう。
担当看護師さんが射せる場所を念入りに探して2回挑戦後、バトンタッチ
そのあと救世主として来てくださった看護師さんが
揉んだり擦ったり、慎重に位置を確認していただきながら2回目で確保
私の血管、細くて短いんだとか
(後に、別の看護師さんから結構きわどいところに入ってますねと言われました笑)
ずっと気になっていたことを聞いてみる。
「あの… 髪を洗ってもらえるのっていつ頃になりますか…?」
全然良いですよー!今日でも大丈夫だと思うので予約入れますね!と看護師さん。
髪洗ってくれるーーーーーーーっっ
テンション爆上がりでした笑
だって入院当日、病院に来る前に洗ったきり。
夏空の下の移動だったし、もう、なんというか、ゴッテゴテの状態。
一応、洗い流さないシャンプーを持参して耐え忍んできたけど
さすがにもう、追いつかない
心躍りました
そうこうしているうちに、8:00の朝ごはん。
五分粥から全粥に変わっていました
心躍ったからなのか
自分でもびっくりするほど、なんだか急に食べられるように笑
完食はさすがにできませんでしたが、半分程度は食べられました
ごはんがある程度食べられたら、点滴も外れてくるよと。
それを聞いてちょっとがんばる。無理なく。
食後のリハビリ。
理学療法士さんとくるくる3周ほど
傷口の皮膚が硬くなってしまうので、適度に伸びをすると良いとのこと。。。
ひきつる感じが少し怖いけど、ゆっくりゆっくり伸びーーー
難しそうなら、擦ってあげるだけでも血行が良くなっていいみたいです
食事ができるようになってきたからか、痰やげっぷが頻繁に出てくるように
これが傷に響いてとにかく痛い。しかもいきなりくる恐怖
なんとか抑え込んだり、フッと横に流してみたり?
小さな抵抗をしてみる
そして。
楽しみにしていた洗髪の時間がついにやってきた
今日洗ってくださるのは、可愛らしいお若い看護師さん
深めの洗面台を前に、頭を垂れる形で着席。
あ、思てたんと違う
さすがにリクライニングシートとかではないか。。。
「自分でできるところまでは自分でされたいですか?」と聞かれましたが
なにせ右手の甲には、まだ点滴が。
これがなければ自分でできそうだけれど…
「全てお願いします」と丸投げ。
防水シート(ケープ?)を首回りに取り付けていただき、いざ前へ。
想像を裏切ることなく、水が後頭部から容赦なく顔全体に。
・・・溺れるかと思いました
5日ぶりの洗髪。
全然泡立たなくて苦戦する看護師さん(ごめんなさい)
髪、短くしておいて良かったです
かゆいところ気持ち悪いところ聞かれることなく終了
そりゃね、美容院じゃないんだから。
もう少し流してほしいなー…
という本音を隠して(ここでは正直に)
一生懸命洗ってくれた看護師さんに感謝
それでも断然すっきりさっぱり
病室に戻ると、兄夫妻が面会に来てくれていると
土日祝なのでガラス越し。それでも顔が見られると嬉しいし、気分が晴れます
通話しながら順調に約30分。
でも40分ほど経つとまた、肩で息をするようになってしまい、続きはまた今度。
看護師さんキャッチでお水を差しいれてもらったのですが、中にそっとお手紙が。
じーーーん
退院した後の楽しみを書いてくれてる。優しいきもちが嬉しい
夜、ぐっすり眠れるように日中は意地でも起きる。
本日の栄養剤の点滴2本、終了。
ごはんも食べられてきてるから、この調子なら明日の1本で卒業だとか
針は残ったまま、長い管だけ外してもらえて少し身軽に
明日用に、針先の30センチほどの管だけをくるくる巻いて手の甲にネットで固定。
夜中にバィーンとならないか聞いたら、軽く固定しているから大丈夫とのこと
「あっ、でもこの方が…」と親指穴を作ってくれて手袋型にしてくれました。
さすがだなー
枕をふわふわバスタオルに変えていい感じ。
よく眠れそう
電気を消して、さぁお水を一口飲みましょうと暗闇の中で "吸い飲み" を口元へ。
…??!?!
まさかの勢い余って飛び出し、鼻で吸ってしまうことに
今までの幸せ気分・・・
ここで溺れたか
吸い飲みは今日で卒業すると心に誓い、
プールで溺れたみたいに痛くなった鼻を少し落ち着かせてから入眠。
2:00過ぎ頃、気管?に絡んだ痰がごろごろしてきて
咳払いをするためのように目が覚める。
最近よく、ベッドを横に倒したら気管?肺?あたりがごろごろしてくる。
でも咳払いですっきりさせることは、今の私にはかなり酷な技。
「ん"んっ…」
なんとかせずに済むよう痰を促し、水を飲んでごまかすの繰り返し。
痛み止めがほしくてナースコール
カロナールを処方していただく。
この痰のような症状が出始めたのは、ごはん食べ始めてからかな。
歩いているとき、話し始めるとき、身体を横にしたとき、
容赦なく突然やってくる。
ずっと同じところに燻って居座っている感じで、全然すっきりしない
▼洗い流さないドライシャンプーはこちらを使用
使用後しばらく流せないだろうと思いできる限り天然由来成分の物を探しました
▼本日のごはん と、点滴ごはん