奥尻港フェリーターミナルを見終わったので、いよいよ奥尻島内を探検します!

 

カントリーサインは市町村の境目にあるものですが、奥尻島のように隣町がない島のカントリーサインって一体どこにあるんだ?と疑問だったのですが、実際にはフェリーターミナル近くにカントリーサインがありました。

奥尻島全体で「奥尻町」をなしており、カントリーサインには島全体図と代表的な観光スポットが描かれてます。

 

そのカントリーサイン右下に描かれているのが、この鍋釣岩

奥尻島フェリーターミナル内に「なべつる岩」と書かれた顔はめパネルがあることを前回初回してましたが、それがコレでした。

岩の形がまるで鍋の弦(つる)に似ているということから、鍋弦岩と名付けられました。

 

鍋弦岩は写真右側のように見学するスペースや駐車場が設けられているため、気軽に写真撮影できます。

 

鍋弦岩を拡大すると、ウミネコが数羽とまっているのが見えました。

 

写真奥に見えるのは奥尻港フェリーターミナル。

鍋弦岩は奥尻港フェリーターミナルから徒歩2分と近距離にあります。

 

奥尻町奥尻の境界線には鍋弦岩が描かれた標識がありました。

他の地域の境界線にも、各地域ごとのデザインが入った標識があったので、それらはまた後に紹介します。

 

道路の案内標識は青色が一般的ですが、うにまる公園近くの案内標識には、うにまるモニュメントが描かれてます。

 

ここからはそのうにまる公園を紹介していきます。

うにまる公園内にあるうにまるモニュメント。

先ほどの案内標識はライトアップバージョンでしたが、ライトアップされていないとこんな風になってます。

 

奥尻島はプロ野球選手・佐藤義則投手の出身地。

彼の偉業を称え、うにまる公園内には佐藤義則野球展示室があります。

 

佐藤義則野球展示室前にある駐車場。

その手前にはうにまるが描かれてます。

 

駐車場に車をとめ、展示室に入ろうとしたんですが、正面の扉は故障中とのこと。

反対側の玄関から入りました。

 

展示室内はこのようになってます。

 

テレビがあったので佐藤義則投手に関するビデオが見られるのかなと思ったんですが、なんとビデオも故障中(!)

さっきの扉だけではなくビデオまで故障中とは・・・これが奥尻島クオリティですね(笑)

 

ガラスケースの中にはユニフォームやトロフィー、盾などが展示。

僕は野球にはまったく詳しくないので調べてみたんですが、最多勝利投手賞・ノーヒットノーラン達成・1500三振奪取記念賞・防御率第一位投手賞を獲得するなど、佐藤義則投手は物凄く偉大な選手だったそうです。

 

 

プロ入り時の1977年に阪急ブレーブスへ入団。在籍中にチーム名はオリックス・ブレーブス、オリックス・ブルーウェーブへと変わっていき、展示室正面にはそのプロ選手時代のユニフォームが展示されてます。

 

 

1998年に現役を引退。この時の年齢は44歳で、「現役最年長投手の引退」という見出しの記事が展示されてます。

 

現役引退から1年後の1999年に、この佐藤義則野球展示室が開設。

その開設された日時は現役時代の背番号11にちなみ、平成11年(1999年)11月11日11時11分11秒

11に対する拘りがサッカーのカズさん並ですね(笑)

 

佐藤義則さん自身は引退後にオリックスの二軍投手コーチに就任。2000年までの在籍でした。

2002年から2004年は一軍投手コーチとして阪神タイガースに在籍。

 

2005年から2007年までは北海道日本ハムファイターズに在籍。

翌2008年は解説者として活動していたようです。

 

2009年から2014年までは東北楽天ゴールデンイーグルスに在籍。

ユニフォームが展示されており、2013年の日本シリーズ制覇時のペナントもあります。

 

2015年からは福岡ソフトバンクホークスの一軍投手として活躍中。

日ハムはソフトバンクと優勝を争っているそうなので、道民からしたら敵ですね(笑)