今年から、インフルエンザワクチンの接種量が変更になりました。

【昨年まで】
1歳未満 1回 0.1ml
1歳~6歳未満 1回 0.2ml
6歳~13歳未満 1回 0.3ml
13歳以上 1回 0.5ml
※13歳未満の方は2回接種

【今年から】
6ヶ月~3歳未満  1回 0.25ml
3歳以上 1回 0.5ml
※13歳未満の方は2回接種
  13歳以上の方は1回または2回接種

つまり、小児の方の摂取量が変更になりました。


日本にインフルエンザ予防接種が導入された当時(1962年)は、
ワクチンの純度が低く、副反応が強く出たため、
小児の場合は少量にせざるを得なかったのですが、
それでは小児のインフルエンザ予防効果(抗体量)は
十分ではありませんでした。

1970年代に入り、現在使用されているのと同じ、
より純度の高いものに変更されていたものの、
今回、小児の摂取量増加がようやく承認されるに至り、
今シーズンよりWHO 推奨用量へと変更となりました。

当院ではまだ接種を行っておりませんが、
近日中に料金などをブログやホームページに掲載する予定です。
もうしばらくお待ち下さい。