こんにちは。

今日は雨で鬱陶しいですね。

当院での内視鏡件数は、おかげさまで最近少しずつ増えてきています。

そのなかで、大腸内視鏡検査を受けられる際、「以前、他の病院で受けた時しんどかったショック!」、とか、

「大腸の奥までは見てもらえなかった」と言われる方が時々いらっしゃいます。

私自身、大腸内視鏡検査ではある程度の技術を持っていると思って(過信して?)いましたが、

以前の検査で苦痛だった方がいらっしゃった場合は、少し慎重になります。

実際に検査をしてみると、あまり問題なく検査が終了することが多いですが、中にはやはり難しい方もいらっしゃいます。

そういう方は、内視鏡を進めて行くと腸が捻じれやすかったり、伸びやすかったり、痛みを感じやすかったり、などが原因のことが多いです・・・(こちら側の言い訳で、実際は技術不足なのですが)。

色んなテクニックを駆使して、できるだけ苦痛の少ないような進め方を探りながら内視鏡を大腸の奥まで到達させるのですが、時間がかかることもあります。

そんな時は、私もまだまだだなぁ、と自惚れを反省します。

でも、「前より全然楽でした」とか、「前は奥までみてもらえなかったので、安心しました」と患者さんに言ってもらえると、少し救われたような気分になります。

これからも苦痛の少ない検査を心掛けて頑張りまっすビックリマーク