彼女の部屋に入るとすぐ、


健康診断で採血の値が悪かった事。

疑われている病気は、血液の病気で、薬さえ効けばすぐ死ぬ事はない事。

ただ、基本的に薬はずっと飲み続けなければいけなくて、多額のお金がかかってしまう事。

薬を飲むと子供は作らない方がいいという事。

結婚はしたいけど、この先どうなるかわからないので、別れる事も選択肢の一つである事。


を彼女に伝えた。

病名は「白血病」という、響きが重すぎるのと、どこかで、自分がまだ認めたくないという気持ちから伝える事はしなかった。


ただ、これまた勘の鋭い彼女は

「白血病なの?」

とすぐに当ててしまっていた。



もちろん、お互いにすぐにはこの事実を消化出来ず、朝まで、ただただ泣いて過ごした。


この時は幸せにするねと約束したのに、いきなり不幸のドン底に落としてしまったことを申し訳なく思っていた。。