「雪のごとき」食べ物と言われたら何を思い浮かべますか?
この季節でしたらかき氷でしょうか。
元禄時代に出版された,日本の食べ物について書かれた『本朝食鑑』では
京都のお豆腐が「雪のようだ」と評されています。
京都の豆腐料理はとても有名ですね。
ガイドブックには湯豆腐や湯葉料理のお店がたくさん載っています。
お店でとっておきのお料理を頂くのもよいですが、
スーパーに並んでいるお豆腐でさえも大豆の甘みがあってとても美味しいです。
種類も豊富で選ぶのが楽しいです。
京都に引っ越したばかりの頃、
スーパーのお豆腐売り場の面積の広さに驚いたものです。
数えたところ、25~30種類並んでいました。
東京では、もちろんお店にもよりますが、その半分くらいだったように思います。
おぼろ豆腐など柔らかいものの種類が多いような気がします。
京都でお豆腐料理がどのように広まったのか、こんな記事を見付けました。
一般的に庶民の間に普及したのは、江戸時代になってからです。
元禄期に出版された『本朝食鑑』には、製法に加え、当時の豆腐事情も記されています。
それによると、すでに京都の豆腐はおいしいと評判だったようで、「京都の職人が作った豆腐は、繊細で脆白(ぜいはく)で、まるで雪のようだ」と、絶賛しています。
また、江戸でも京都からやってきた職人が腕をふるっていたようです。
さらに京都を中心に、豆腐に関する料理本も次々に登場し、なかでも『豆腐百珍』は人気がありました。
文字通り百種類の豆腐料理の製法が書かれていて、「木の芽田楽」に始まり、「蜆(しじみ)もどき」「御手洗でんがく」「かまぼこ豆腐」など、ユニークなメニューがそろっています。
江戸時代、とくに評判だった京都の豆腐料理に、八坂神社鳥居前の茶屋で出された「祇園豆腐」という木の芽田楽や、南禅寺前の湯豆腐などがあり、広く知られていたようです。
(京都新聞 『にっぽん食探見』より
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/rensai/shoku/040901.html)
暑いこの頃、冷や奴が美味しいですね。
薬味をたくさんのせてさっぱりといただきたいです。
京都にいらっしゃった際には、スーパーのお豆腐売り場ものぞいてみて下さいね。
この季節でしたらかき氷でしょうか。
元禄時代に出版された,日本の食べ物について書かれた『本朝食鑑』では
京都のお豆腐が「雪のようだ」と評されています。
京都の豆腐料理はとても有名ですね。
ガイドブックには湯豆腐や湯葉料理のお店がたくさん載っています。
お店でとっておきのお料理を頂くのもよいですが、
スーパーに並んでいるお豆腐でさえも大豆の甘みがあってとても美味しいです。
種類も豊富で選ぶのが楽しいです。
京都に引っ越したばかりの頃、
スーパーのお豆腐売り場の面積の広さに驚いたものです。
数えたところ、25~30種類並んでいました。
東京では、もちろんお店にもよりますが、その半分くらいだったように思います。
おぼろ豆腐など柔らかいものの種類が多いような気がします。
京都でお豆腐料理がどのように広まったのか、こんな記事を見付けました。
一般的に庶民の間に普及したのは、江戸時代になってからです。
元禄期に出版された『本朝食鑑』には、製法に加え、当時の豆腐事情も記されています。
それによると、すでに京都の豆腐はおいしいと評判だったようで、「京都の職人が作った豆腐は、繊細で脆白(ぜいはく)で、まるで雪のようだ」と、絶賛しています。
また、江戸でも京都からやってきた職人が腕をふるっていたようです。
さらに京都を中心に、豆腐に関する料理本も次々に登場し、なかでも『豆腐百珍』は人気がありました。
文字通り百種類の豆腐料理の製法が書かれていて、「木の芽田楽」に始まり、「蜆(しじみ)もどき」「御手洗でんがく」「かまぼこ豆腐」など、ユニークなメニューがそろっています。
江戸時代、とくに評判だった京都の豆腐料理に、八坂神社鳥居前の茶屋で出された「祇園豆腐」という木の芽田楽や、南禅寺前の湯豆腐などがあり、広く知られていたようです。
(京都新聞 『にっぽん食探見』より
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/rensai/shoku/040901.html)
暑いこの頃、冷や奴が美味しいですね。
薬味をたくさんのせてさっぱりといただきたいです。
京都にいらっしゃった際には、スーパーのお豆腐売り場ものぞいてみて下さいね。