9月もあっという間に終わり、この一ヶ月間いつもお世話になっている神社仏閣を参拝して回り、
お彼岸のお墓参りで御先祖様の供養と春先に亡くなった父の供養もさせていただき一段落つきました
前回までは母のことをお話させていただきました。
9月28日の不動明王様の御縁日には、以前お世話になっていた
東京都八王子市の高尾山薬王院に久しぶりに 参拝をさせていただき、
季節がら丁度いい日よりも重なり
晴天の中、各諸堂を回らせていただきました。
お山の感想と聞かれれば、 ん～～～ん、と何もありません。
一言でいうと 変わりました。時の流れには勝てません、仕方ありません。
本題です。
以前の記事でも書いた様に、仏道や修験道の世界では修行中や修法中には
捉われになったり、迷いになる為にその事に執着してはいけないと教わりました。
又、自分自身でも痛感した体験があります。
ですが、実際あるんです。
霊能や神通力、予言や超能力等の人間側からの不思議な力。
それと、神仏側からの力
例えば私達、僧侶、山伏や神職の護摩や御祈祷での神仏の力を借りての
願い事の成就や、お祓いや、供養も霊能力の一つです
お葬式や亡くなった方への供養等は一番の力でもあり、
神仏と一体になっての霊能力がなければできない最たるものかもしれません。
これを誰も霊能力とか超能力とか思ってませんよね。
言葉のあやかもしれません、 日本語は難しいです
現在は、映画や漫画、インターネットやTVでやっている勘違いしているスピリチャルで
皆さんが混乱して錯覚を起こしているの現実です。
サイキック、神様能力、霊能力、神通力、超能力、、
今までのブログでは一番なじみやすい言葉として霊能力という言葉を使ってきました。
どうしてもその言葉だとオカルトチックな印象を与えてしまいがちですが。
私の様な昭和生まれの人間にはなじみ深い言葉なのです。
そして私についてのお話です。
母の事や家族親戚の色々な出来事もあったりと、自分自身も物心ついた時から
沢山の不思議な体験をしてきました。
20代から仏門の修験道の世界（真言密教の山伏）に入り、修行（どえらい修行ではありませんが）
をさせていただくうちに、子供時代にあった霊障や幽霊を見たり、悪い存在を見たり、
聞こえたり、体調を崩す等の身体の悪影響も段々なくなっていきました。
いわゆる、悪い者との波長が合わなくなったのかもしれません。
私の場合は高尾山薬王院の修験道護法会というプロの集団でした。
真言宗の修験道、山伏、半分お坊さんです。
修験得度をして最初は修験権律師 等のお坊さんに似てるような修験道の独特な階位を授けられて
弘法大師空海様と神変大菩薩様の弟子になって修行をしていきます。
お坊さんと同じ様な加行からスタートして一年間は色々な師匠について修行と伝授を受けていきます。
しかも大変なのは、普段の下界の一般の生活や仕事をしながらです。
ここが専属のお坊さんや神職さん達と違う厳しさです。
ある意味すべてをやっていきながら修行するのです。
そして先達という立場になっていきます。
真言密教（東密）は当山派 と天台密教（台密）は本山派と大きく2つの流派に分かれます。
両方に共通する事は
不動明王様の弟子でもあり、眷属でもあり、その不動明王様に自分自身がなるのが
誓いというか目標です。
真言密教の場合はすでに自分が不動明王になって修行していると観念する と、されています
まあ、なんとも大変な世界に入ったわけです。
皆さんがよく一般の人について 龍神様が憑いている、お不動様が憑いてるとか、お稲荷様、
天照様が憑いている等と色々といわれますが
そうそう簡単に神仏や聖なる存在が憑いたりしません。
もしそうならば身体や精神が持ちません。次元や住む世界が違い過ぎるからです
もしあるとするならば修行の世界にはいるしかありません。
心身共に変えなければならないということです
それでも無理かもしれません。
私達にはいやおうなしにお不動様が憑いているというか、管理下に入ります。
決して羨ましい事ではありません。
自分に不動明王やその眷属が守護仏として憑くのが当たり前というか
必然になります。
自身でとても分かるのが母親の影響か、血筋なのか。
お稲荷様特にダキニ天様が強く影響している様子です。
高尾山の飯縄大権現様は勿論、お不動様でもありダキニ天さまでもあります。
当家では
豊川稲荷の豊川柁枳尼眞天様の御眞体をお祀りしています。
神棚では白笹稲荷様もお祀りしています。
それこそ悪い者を見たり、聞いたりは絶対とはいえませんが、それらと縁も無くなります。
向こうが嫌だと思います。
私達は魔や邪を受けたりしない様に
帰命護身法を授けられて印を結び、お経を唱えて真言を唱えます。
そこが第一に違うのかもしれません
そして神仏や特にお不動様から叱られたり、戒めや天罰さえもある場合もあります。
一般の方が思う優しいだけの仏様や神様ではありません
怖い親や先生や先輩になって叱咤激励をします。
時には試練を与えられます。
そんな私ですが（どなたも体験する事です）
ある時から今までと違う
高位の霊体というか不思議な存在に会うことがでてきます
それが本当に本物か悪い存在かが分かる場合もあります。
そして本当の意味で 神社仏閣の神仏に呼ばれることもあります。
又お告げや時には （こうする様に。とか こう伝えろ。）と命令や啓示が与えられます。
私の場合ですが 声で伝わる場合があります。 頭の中にというか字体や
その方の声ではっきりと伝わる場合があります。
それと
それと皆さんと同じ 御神籤でもあります。
御神籤などとバカにされるかもしれませんが、まさか御神籤でこんなことがあるのかと
いう様な言葉や命令が書かれている場合があります。
色々な場合と箇所で姿形を変えて色々と教えていただくこともあります。
母と同じで 人や物の死期が分かってしまう場合があります。
それはある意味辛い事でもあります。
真実を多くの人達に伝える事が使命だそうです。
真実というのが一番難しい事だと思います。
間違えそうです
具体的にどんな事かとかの、もっと詳しい説明がきませんでした。
何れ少しずつお話しできればと思います。
これだけはいっておきます。
私は決して 霊能者ではありません
本日はどうもありがとうございました
鶴島大顕
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