本日は3月21日(土)です。

高尾山薬王院の飯縄大権現様と弘法大師空海様の御縁日でもありますお祝いお願い

今回は作法について、其の二です。又、蛇窪神社ですみませんが丁度良い機会

なので 本来の日本の形 神仏習合の神社での作法等もお話します。

 

本当は一般の方向けの作法や参拝方法からの説明が皆さんのご希望かもしれませんが、

まず最初に私達の様な神仏に仕えるプロの作法から

お話しないと次に繋がらないのです。

 

前回のブログから一ヶ月も経ってしまいましたが

先月2月24日は東京都品川区の蛇窪神社にて、

今年最初の己巳の日祭です。

白蛇弁財天社での御供養を厳修させていただきました。

 

こちらのfacebookからも行けます。

この己巳日祭の時は、

全員で元宮の蛇窪龍神様の御挨拶から始まります。

そして白蛇弁財天社の御神前にそれぞれ立ちます。

最初は式次第に則って現在の神式の斎行から始まります。

(詳しい内容は省きます)

神職さんと宮司さんが入れ替わり立ち代わりと各種祝詞や作法を行っていきます。

大祓詞(おおはらえのことば)の時は宮司先頭で神職と私達修験坊主と

参詣各者の皆さんと全員で奏上します。

 

そして私と後輩坊主の登嶋君とで白蛇弁財天様と天照大御神様をはじめの

神社の全神々様の御供養を真言密教式の法要が始まります。

 

以下、真言や印相は掲載いたしません。

1,三礼 (これが御挨拶と参拝等の始まりの基本になります)

  護身法(護身帰命法)真言行者が必ず行う行法です。

  (皆さんがSNS界隈で承知の護身法とは違います)

2,法螺貝奏上(法螺貝立螺)

  願文、表白 (御願い事や次第等を神様に御伝えします)

3,登嶋巖信君が教頭を担当します。

  (教頭とは複数でお経真や真言を唱える時に

   先導する司会者や指揮者みたいな役割です。)

 錫杖経(九条錫杖)から始まります。

 

4,錫杖経の間に私が導師として御加持を行います。

  大日如来様のお力を借りて、

  不動明王様や観世音菩薩様をお呼びして

  弁財天様の御供養と更なる御力を観音様から私を通して弁財天様に御渡しします。

   (真言や印相は掲載いたしません)

 

5,ここから2人で一緒に御法楽になります。

  般若心経、理趣経偈文、

  仏説大宇賀神功徳弁財天経、大弁財天女秘密陀羅尼経

  (以上の中には錫杖を振りながらや、法螺貝を吹いたりする場面があります)

 

6,真言(敬称略)

仏眼仏母、金胎大日如来、不動明王、

十一面観音、千手観音、

弁財天女、宇賀親王、八大龍王、水天王、

稲荷大神、豊川柁枳尼眞天   一切諸天真言

 

  

7, 御法号(敬称略)神社の関係諸神をお唱えします。

天照皇大神、八幡大伸、天児屋根命、

蛇窪大龍神、白蛇弁財天、白蛇大神、 法密稲荷大明神、大原不動尊、豊川柁枳尼眞天

  部類眷属、諸大眷属 一切諸天善神

 

8,大金剛輪(陀羅尼)  一字金輪仏頂(真言)

 

9, 法螺貝奏上(法螺貝立螺)

 

10,護身法(護身帰命法) 

11,三礼     法要の部終了となります。

真言行者にとっては護身法と三礼はセットで欠かすことのできないものになってます。

 

以上を時間を掛けるわけにいかないので省いたりスピードを上げて行っています。

 

そして後半、宮司さんと神職さん達の作法や祝詞奏上に戻って斎行されていきます。

およそ全編40分以上の祭式になります。

 

当日、早朝から順番待ちで弁財天社の前で並び、朝8時から約一時間の

己巳の日祭に参列される信徒さんや参拝者さん達はどんなに大変かは

察するに頭が下がる思いです。

 

大げさですが、以上を作法と申します。 全部が所作であり、神仏様の御前での

人間の動作です。

 

それを短く単略化したものが現在の神社仏閣での作法や参拝方法です。

自宅で行う神棚や仏檀も同じです。

 

次回は私達真言行者の三礼や柏手や参拝方法等もお話します。

 

前回のブログです。

 

前日の2月23日は上野不忍池辯天堂で招待券2名分をいただいたので

現在開催中の東叡山寛永寺の根本中堂の天井絵『叡嶽双龍』の拝観と

御本尊の薬師如来様に参拝をさせていただきました。

相棒の登嶋巖信和上といってきました。

不思議なお話ですが弁財天様からのプレゼントだと思いましたお願い

まだ拝観期間中だそうです。お花見ついでに上野の神社仏閣は素晴らしいので

参拝をどうぞ。

 

本日はどうもありがとうございましたお願い 

鶴島大顕