確か5年生くらいで
サンタが居るとか
居ないとかでケンカするくらいのモチベーションを持った信者だった。
居ないって言う奴には
お前んちには居ないけどうちは居るんだよって言っていた。
今考えると新聞じゃないんだからね。

友達とさ
二人で雪が降る中を歩いてたんだよ。

ちょっと雪が強くなってきたかなーとか言いながらサクサクと雪を踏み鳴らして。

友達「おまえさーサンタって信じる?」

俺「えー多分いるよ。
見たことないけど…」

友達「でもみんな居ないって言ってるぜ…」

俺「うん…知ってる…
お前は信じないの?」

友達「信じるけどさ…
確かめようと思うんだ」

俺「え…確かめる…?」

友達「俺さ、天体望遠鏡が欲しいんだ。
サンタへの手紙にもそうやって書いた。」

俺「俺はまだ決めてないなー」

友達「…でも…
うちって貧乏だから…
お母さんはお金がないっていつも言ってる。
だからなるべく我慢するんだ。」

俺「えらいなぁー俺も我慢しよ!」

友達「でもさ皆が言うようにお父さんとお母さんがプレゼントを買ってるなら天体望遠鏡なんて買えないと思うんだ。
サンタクロースが居るんならぜったい天体望遠鏡を僕にくれるはずだもん」