いかにも速そうなスタイルの短胴727に、落ち着いたデザインと巨大な鶴丸。JALの鶴丸727には不思議な魅力があると思います。

前からずっと作ってみたかった機体

1/144スケールの727といえばAirfixの-100と200、レベルの-100、あとはミニクラフトの-200がありますが(多分)、自由に選べるならミニクラフトのが1番良いと思います。インマイオピニオン


今回使用したのはジャンク扱いで売られていたAirfixの長い方

まずは切断箇所を決めるのと同時に、そもそも窓やドアの位置が合っているかなどを確認していきます。


胴体を縮めるついでに顔をズベズダの737から移植。あぁ勿体無い…けど727も好きだから仕方ない…´д`
ところでズベズダ、今後普通に買えるようになる日は来るのでしょうか…

-100型の特徴である縦長のインテークにする為エポパテを貼り付けました。

"AuthenticAirliners"さんというメーカー(?)から交換用パーツも売られているみたいですが詳細は不明。

ズベズダとエアフィックスで胴体径が異なるのでポリパテやプラ板で拡大してラインを揃えました。

後ろ側は胴翼フェアリングと、No2エンジンのインテークの膨らみをエポパテで足しました。


※脱線

手持ちの144ボーイングナロー顔を比較してみます

右下は707なのでレドームから下のラインが異なる点に注意


今までダコが最高だと思っていましたが、こうしてみるとズベズダの方が良いのかも。

と言っても、どちらも甲乙つけ難いレベルの再現度ではあります。

レベルも悪くないですが少し浮腫んでいるような印象、ミニクラフトの707は時代もあり、そのままではかなり実機とは顔つきが異なります。

ズベズダとダコには目元周りのアイブロウウインドウの有無やクリアパーツなどが選べるよう余分に入っています(右が古いミニクラフト707付属品)

この余剰パーツを使うことでミニクラフトの707も簡単に現代風に加工できます。

脱線終わり


次に主翼を接着しました。

727は根元のクルーガーフラップと外側のスラットの境目で上反角が変わるのですが、ここも727のかっこいいポイントの一つですよね

エンジンなども進めておきます。


フラップを下げた状態で再現してみようと思うので、この辺りは全てプラ板からの自作

私はまだ買ったことがないのでアレですが、一応LACIというメーカーからフラップ周りの3Dプリントパーツも売られている様なのでそちらを探してみるのもおすすめです!

仮組してバランスを見ます

クルーガーフラップは固定用の棒を生やして固定、

スラットはイモ付けです´д`


私はいつも横から見た時のスラットからフラップ後端までのラインが綺麗に繋がる様に、を意識してます

No.2エンジンのインテークの膨らみ、わかりますでしょうか。結構膨らませたつもりですが、もっとやってよかったかもしれません。


エルロンのモールド堀りを何回も失敗してしまい、エンロンの周りごとひと回り大きく切り取って交換


無事掘り終わりました。

デカール類は全て自作したものを使用しました。

チートラインにかぶる窓デカールはスタンピングリーフで作った白デカールと重ねて貼り付けました。


"日本航空"の漢字ロゴも捨てがたく最後の最後まで迷い英字の方にしました。

エンジンやノズルはスーパーファインシルバーをベースにそれぞれ黒や茶などを混ぜて塗り分け


以上で完成です。

汚れはシャーペンとウェザリングマスターです。

垂直尾翼上部から突き出たアンテナ?は真鍮線に交換しました


以上です。ありがとうございました!