核搭載艦船の日本寄港などをめぐる「密約」に関し、外務省条約局長、北米局長などを歴任した栗山尚一・元外務次官(78)は9日、読売新聞の取材に対し、村田良平元次官が証言した歴代次官の間の「引き継ぎ書」があったことを認めた。

 栗山氏によると、1968年1月に、ジョンソン米駐日大使が当時の牛場信彦外務次官と東郷文彦北米局長に対し、核艦船の寄港について事前協議の対象外とする米側の見解を改めて伝えた後、東郷局長がこの問題についての経緯に関するメモを作成。外務次官は外相や首相が代わる度にメモを参考に説明していた。

 栗山氏は外務次官となった89年、当時の海部俊樹首相と中山太郎外相にこの問題について説明し、その内容をメモで残した。

 海部元首相は9日、首相時代に栗山氏から説明を受けたことを認め、「過去の事情も分かっているので、国会でもだいぶいじめられたり、責められたこともあったが、過去の答弁からは逸脱しないようにした」と話した。

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 乗客5人が死亡、64人が負傷した00年3月の営団地下鉄(現東京メトロ)日比谷線脱線・衝突事故から10年を迎えた8日、東京都目黒区の事故現場近くの慰霊碑で、犠牲者の友人や同社役員が冥福を祈った。午後には前原誠司国土交通相が慰霊に訪れる。

 東京メトロは梅崎寿社長など役員4人が訪れ、事故が起きた午前9時1分に黙とうし献花。梅崎社長は「深くおわびし、亡くなった方のご冥福をお祈りした。二度と事故を起こさぬよう、安全運行に全力を尽くしたい」と話した。

 東京メトロによると、昨年、治療を終えた重傷者1人と示談が成立し、補償交渉はすべて終えたという。

 碑には犠牲者の名前が刻まれているが、1遺族が拒否したために4人分。合同慰霊の形式はとっておらず、社員らが訪れては献花し、慰霊碑に手を合わせていた。

 事故は下り電車が中目黒駅到着直前に急カーブで脱線。同駅を出発してすれ違った上り電車の側面に衝突した。【平井桂月】

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