「個展」て、絵がいっぱい飾ってあるのかなあ…
ん?ここはマン喫か?
ネットカフェの住人のお部屋が見事に再現されています!
画面で流れているのは、実際にネットカフェ(マン喫は古いか笑)に暮らす女子たちへの
インタビュー映像。
ネットカフェに住んでいる・・・って、どんなイメージですか?
「ネットカフェ難民」なんていう言葉は、もう昔のことです。
決して、「家が無い」とか「お金がない」わけじゃない、
みんなそれなりに幸せそうなのが印象的です。
ネットカフェは、都会のど真ん中。
自宅で自分の部屋から、冷蔵庫の飲み物を取りに行く感覚でコンビニにでかけます。
リビングのテレビを見に行く距離で、電気屋のテレビを見に行ける。
キッチンはファミレス。
東京という街自体が、自分の家なのです。
片道何時間もかけて家に帰るロスもない。
必要なものがなんでもすぐに揃う、究極に便利で快適な暮らしです。
「難民じゃねえし」
と、直毅くんは訴えかけます。
むしろ、これが最先端の暮らし方なのだと。
そしてすでにそれをビジネスにしている人がいる現実。
東京の街中で感じるのは、昔家族で食卓を囲んで団らんした、あの感覚だそうです。
絵のうまいお兄さんだとおもっていたけど、彼はアーティストです!!
正直、こんなにやられると思っていなかったです。
「表現」ってこういうことだな、痛感する個展でした。
私は歌うことで何を伝えたいんだろう・・・
弘瀬直毅くんの個展、明日までです!
高円寺 素人の乱12号店にて。
東京都杉並区高円寺北3-8-12 フデノビル2F
22:00までやってるよ!