「話す」ことが楽しくなる。伝わる声をつくるコツ! 司会者・発声発音講師、こえだしや 濱根順子(はまねじゅんこ) です。
令和6年能登半島地震。
発生直後、テレビのテロップには
つなみ にげて
などひらがなで表示していました。
これは阪神・淡路大震災をきっかけに
できたやさしい日本語です。
やさしい日本語とは
通常の日本語よりも
簡単で外国人にも
分かりやすい日本語のことです。
1995年の阪神・淡路大震災では多くの
外国人が被害を受けましたが、
日本語が分からずに正確な情報を受け取ることができない人もいました。
そこから
災害発生時に分かりやすい日本語
↓
やさしい日本語が考えられたのです。
今では
外国人だけではなくお年寄り、子ども、障害をお持ちの方にも分かりやすいので、
積極的に使われています。