mc浜の適当レポート -この世はネタに満ちている-

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当ブログは筆者のmc浜が「面白いと思うこと」「気になっていること」「へぇ~と思うこと」などを適当にまとめてレポートします。

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「冬至」は1年で最も日照時間が短い日。
そして、12/25は「クリスマス」だが、実はクリスマスと冬至は深い関係にある。

クリスマスは「イエス・キリストの誕生日」とされているが、実はキリスト教徒によって後付けで考え出されたもの。
実際には、キリストがいつ生まれたのか正確な時期は判明していない。
(紀元前4年頃という説が有力とは聞いたことがあるが、正確な月日までは不明)

キリスト教が各地に布教されていく過程においては、様々な土着宗教と遭遇し、融合を繰り返すこととなった。

その中のひとつに「ミスラ教(またはミトラ教ともいう)」という宗教がある。
ミスラ教は古代イランやインド北西部で信仰されていた「太陽神ミスラ」を崇める土着宗教だが、この太陽神は毎年「冬至」を境に生まれ変わると信じられていた。
夏至から冬至に向かって、日に日に日照時間が短くなるのを太陽神が死に向かっているかのように見立てたのであろう。

そして、冬至に太陽神が死を迎え、新たに生まれ変わる。
つまりは冬至は太陽神ミスラにとっての「命日」かつ「誕生日」ということになる。

この太陽神ミスラの「誕生日」がキリスト教に取り込まれ、冬至と時期的に重なる12月25日が「神の子」イエス・キリストの誕生日として定められたとの説がある。
丁度、キリストが死後に復活したのと、イメージが似ていたためではないか?

このように、人類の長い歴史の中では、「神の誕生日」ですら人類が勝ってに決めることもあるわけだ。

所詮は「神など人類が生み出した妄想の結果に過ぎない」ということの証左のひとつだろうな(笑)

※写真は「太陽神」のイメージです(笑)